ふりかけの代わりに「顆粒だし」を出してくる「大らかな義母」が子供服作りにハマった結果...⁉

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:くりーむ
性別:女
年齢:40
プロフィール:ラジオ英会話を初めました。ペラペラになれる日はくるのでしょうか。

ふりかけの代わりに「顆粒だし」を出してくる「大らかな義母」が子供服作りにハマった結果...⁉ 20.jpg

4歳と2歳の子供がいます。

義実家とは車で20分ほどの距離で、月に2回ほど遊びに行っています。

義母は65歳でフルタイムのパートが定年となり、趣味を見つけたいということで、ミシンを始めました。

義母は明るく大らかで、細かいことは気にしないタイプ。

以前、お昼ご飯を頂いたとき、旦那が「ふりかけある?」と聞きました。

「今ないからこれでいい?」と言って持ってきたのは「顆粒だし」でした。

「おいしいのよ」と言っていましたが旦那の返事は「いらない」。

私も勧められましたが「大丈夫です」とやんわり断りました。

そんな義母がミシンを始めてから、子ども達に洋服を作ってくれるようになりました。

しかし、細かいことは気にしないタイプなので、既製品に比べて見劣りします。

子ども達は女の子でピンクや黄色といった明るい色合いが好きなのですが、義母は灰色や黄土色をチョイス。

布の柄も和柄だったり、洋服と言うよりもカバンや巾着袋などの小物で使いそうなアニマル柄だったりと、いまいちセンスがありません。

デザインも普通のワンピースやスカートにしてくれれば良いのに、肩が強調されるようなデザインだったり、ベルボトム風のズボンだったりします。

それだけでなく、縫い方もいまいちです。

型紙をきちんと写しているのかどうか、さりげなく確認したところ「適当にね~ちゃちゃっとやってるわ~」と言われました。

適当にやっていたら、そりゃこんな風に歪んでしまうよなぁと納得してしまいました。

他にも糸が飛び出ていたり、返し縫いが重なっていなかったり、縫い線が真っすぐでなかったりと、見れば見るほど粗が目立ちます。

「着なかったら捨ててくれていい」と義母からは言われています。

しかし、せっかく作ってくださったものなので捨てるわけにも行かず、義父母宅へ行くときは子ども達に着せていきます。

「子ども達の洋服はたくさん作ってもらっているんで、ご自身のを作ってください」

「いいのよ。孫たちに着てもらえるのが嬉しいの」

やんわり断るために明るく言ってみましたが、義母には通じません。

今はまだ子どもも好みがないですが、嫌だというのも時間の問題でしょう。

子ども達が着てこなくなっていくことに気づいて、義母を傷つけてしまうのも嫌だなと思います。

趣味があることは素晴らしいことです。

しかし、いつまで続くのか、いつになったらやめてくれるのか、言い出せるわけもなく困っています。

せめて上達して、子ども達好みの服を作ってくれるようになってくれればいいのですが......。

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