<この体験記を書いた人>
ペンネーム:りぼん
性別:女
年齢:45
プロフィール:新体操を頑張る中学生のサポートに生きがいを感じています。
幼いころから新体操を頑張っている中学生の娘がいます。
毎日のようにハードな練習をしていますが、お年頃ということもあり、全体的にふっくらとしてきました。
自分を周りと比べてしまい「ダイエットをする!」と食べる量を減らし始めた娘。
でも...私は「食べないダイエット」には断固反対!
なぜなら、私も思春期に食事を減らしたダイエットをし、後に冷えや、月経不順に悩まされた経験を持つからです。
私はクラシックバレエを習っていました。
やはり娘と同じ歳の頃、周りよりも太っている、痩せなきゃ綺麗になれない、食べているから太る、食べずに踊れば痩せるはずと、無茶なことをしていました。
体重は減っても風邪をひきやすくなったり、本番では体力も落ちて気力だけで踊っている状態。
こんなんじゃ、いいパフォーマンスなんてできるはずないですよね。
娘に私の経験を話しても「痩せたい、だから食べない」の意識は変わらず。
このままでは、摂食障害になってしまうのではと心配でした。
そこで、ご自身も元アスリートで、ダイエットで辛い経験をしたという、スポーツ栄養学に詳しい管理栄養士さんのセミナーを受講しました。
講座は、目からウロコの情報がいっぱい。
良いコンディションを保つために、食べることがいかに大事かということを。
食べることでエネルギーチャージをし、疲れた体をリカバリーするということを学びました。
食べる量を減らしても体重が減らないのは、エネルギー不足の可能性があるとのこと。
娘はこの状態になっていたと思います。
まず練習の前に、おにぎりなどの軽食でエネルギーチャージ。
帰宅後、なるべく早いタイミングで、具がたっぷりのお味噌汁や、タンパク質を意識した夕食を作るよう心がけました。
一番大変だったのは、「食べたら太る」という意識を変えることだったかもしれません。
私たち親子が取り組んだのは、体重が増えていないことを確認しながら、食べる量を増やすことでした。
次第に、エネルギーは必要なことを実感してくれた娘。
しっかり食べるようになってから、集中して練習に取り組めるようになったと言います。
私が娘の変化を感じているのは、朝起きたとき。
目覚めがよくなり、すっきりと起きてきます。
脳や、体のリカバリーができているのでしょう。
何より、娘が生き生きとしているのが何よりの成果!
自然と甘いお菓子を食べる機会が減りました。
また、体が重たいと感じるときは、親子で食事内容を見直し。
良いコミュニケーションにもなっています。
ダイエットをしている思春期のお子さんをお持ちのお父さん、お母さん。
食べないダイエットは、後に辛い症状が出てくる可能性がでてくることを説明して、お子さんの食事習慣、生活習慣を見直すことをおすすめします!
人気の体験記:義父母はこの先、生活保護!? 貯金もなく、年金も払っていなかった時期がある義両親
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。