<この体験記を書いた人>
ペンネーム:くっしー
性別:女
年齢:55
プロフィール:二人の子どもが一人暮らしとなり、夫婦二人の生活が始まりました。
二人の子どもが独立したため、夫婦二人の生活になりました。
若いころは深夜に帰ってきた夫も管理職になり、時間にも気持ちにも余裕がでてきたようです。
家事を積極的に手伝ってくれるようになりました。
お茶一つ私に運ばせていた夫が、自ら進んで家事をやるようになってくれるなんて、思ってもいなませんでした。
本当に感謝していますし、嬉しかったです。
......でも、家事のやり方が雑なんです。
床は掃除機をかけてくれますが、ウェットシートで拭くことはしません。
埃は取れてもフローリングについた汚れはとれていないのです。
休日の昼食にチャーハンを作ってくれるとのことで、私は有難く待ち夫の「できたよ」の言葉で席につきました。
味も美味しく幸せと思っていたのは束の間、夫はさっさとソファに座りテレビを見始めました。
片づけは私か、とがっくり肩を落としながらキッチンを見ると、ガスコンロの周りが米粒だらけ。
シンクにはチャーハンを作っただけなのに洗い物がどっさりで、疲れるどころかイラっとしてしまいました。
洗濯物をたたんでも、バスタオルの角がそろっておらず積み重ねるので見た目が悪いです。
家事は今まで全て私がやってきており、自分のやり方やこだわりがあります。
夫には夫のやり方があるのでしょう。
散らかっていたり多少汚れたりしていても気にならないのかもしれません。
しかし、私はどうしても気になってしまうので、私のやり方に合わせてほしいと思ってしまいます。
せっかくやってもらっているのにこのままだとストレスが溜まる一方で、合わせられないならやめてくれとまで思ってしまう自分もいます。
以前、ついつい掃除機のかけ方に口を出したらむっとした顔をされたので、夫はやはり手伝っているという感覚なのでしょう。
これ以上言うと、夫婦関係に響きそうで怖いです。
私が夫のやり方を許容できるようになるという考え方もありますが、許容してしまったら、我が家は汚くなっていく一方のような気もします。
今は、夫が仕事にいっているときや休日に出かけているときなどに、夫がやり残している家事をこっそりしています。
どうやったら夫がもっと丁寧に家事をこなしてくれるのか、日々考えています。
さっきもどや顔で「風呂掃除しておいたよ」と言ってきました。
桶や風呂の蓋までは絶対に洗っていないのにどうして終わったと言えるのか...。
歯を食いしばった笑顔で「ありがとう、助かった」と言わなければならないこの環境が辛いです。
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