<この体験記を書いた人>
ペンネーム:のりまき
性別:女
年齢:47
プロフィール:最近忙しいが口癖になってしまっており、直さなくてはと思っているところです。
私は47歳、夫は48歳で、小学生の子どもが二人います。
夫の地元で結婚し、義両親とは車で20分の距離に家を買いました。
今まで義両親は「二人で好きなように暮らせばいい」と適度な距離感を保ってくれていたので、私にとっては理想の義両親でした。
しかし、70歳を越えてから言葉の端々で同居をほのめかすようになってきたのです。
月二回ほど、子どもの顔を見せに家族四人でお邪魔するのですが、すぐに「みんなで暮らしたら楽しいんじゃないかしら?」と始まります。
そしてこう続きます。
「うちの土地に二世帯住宅なんてどうだろう?」
「ご近所さんで、同居を始めた家族がいるのよ」
「二人(私と義母)で料理を作れば品数が増えるよ」
でも私は......同居する気は全くありません。
同じ空間にいて、気を使い合い、疲れてしまうのが目に見えているからです。
実の両親でさえ同居したくないと思っているぐらいなので、誰が何と言おうと同居だけはしたくないと思っています。
だから、義両親の「同居をほのめかす言葉」が嫌でたまりません。
今までは適当に相槌をうち、笑ってごまかしていましたが、一向に収まる気配がみられません。
夫に相談したところ「言わせておけ」と言われましたが、言わせておくと私のストレスが溜まっていきます。
「あなたが言わないなら、私から言わせてもらう」と言い、夫からも「いいよ」と承諾(?)は得ました。
そしてまた「みんなで住んだらにぎやかで孫たちも楽しそうよね」と言われたとき「すみません、同居はちょっと考えてません」とはっきり言いました。
義母は少し驚いた顔をした後「そうよねーごめんなさいねー」と言い、何事もなかったように違う会話を始めました。
私ははっきり断ったことだし、今後同居の話はでないだろうとホッとしました。
しかし、次会った時も、その次あったときも「一緒に住んだら、孫たちを私たちが見ておいて、二人で久しぶりにデートにいってきたらいいんじゃないかな」などと言われました。
カチンときて「先日も言いましたが同居は無理です」ときっぱり言い返します。
しかし義両親は聞き耳を持ってくれません。
私が勇気をふり絞って言った言葉は全て無駄でした。
それ以来、義両親と会うのが嫌で、義両親の家に伺う機会が減りました。
正月などどうしても会わなければいけない日もあるのですが、そういう日は前日から身体が拒否反応をおこし、吐き気がするように......。
どうやったら義両親が同居をあきらめてくれるのか、日々そればかり考えておりストレスがたまります。
人気の体験記:私が遣うお金にだけシビアな実母。ここまで同居がしんどいとは!
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。