超インドア派のアラフィフ主婦・中島めめさんが、ほぼ同い年の夫&ふたりの娘(2019年現在、中学1年生と小学4年生)との日常を描く人気連載。今回は年末年始と休み中の食事について。長期休みの悩みの種といえば毎日の昼食ですよね。年末年始を義母さん宅でのんびり過ごしためめさん一家でしたが「自称・せっかち」という義母さんとの料理を通して見つけた食事作りのヒントとは...?
こんにちは。中島めめです。
今回は、冬休みと義母についてのお話です。
長期休みにつきもののお昼問題
冬休み、ずっと家にいる子どもたちにお昼に何を食べさせるか、私にとってはなかなかの難問です。
自分だけなら毎日納豆ご飯と漬物で充分なのですが、子どもたちはそうはいきません。
といってもどうしても麺類やチャーハンなど一品ものに頼りがちです。
それでも子どもたちがそれぞれ違うものをリクエストしてきたりするので「頼むから統一してくれェ~!」と頼んだり...。
毎日の夕飯のメニューを考えるのにも苦労しているのに、あー、明日のお昼なんにしよう...と考える毎日でした。
年末年始を義実家で
毎年義実家には家族みんなでお正月に泊まらせてもらっていたのですが、今回はたまたま年末に夫が実家に帰る用事があったので、私たちも一緒に行って年末年始の数日間泊まらせてもらう事になりました。
義実家には80歳の義母が一人で暮らしていて、月に2回くらいのペースで夫が子どもたちを連れて泊まりに行っています。
毎回連絡せずに行ったりしているのですが、今回はさすがに電話をしてから義母宅に向かいました。
義母のところに行けばご飯のメニューを一緒に考えられるので(私は考えているふりをしてるだけですが)そう思うとホッとしました。
私と子どもたちだけでアパートの小さな部屋にこもっているとちょっとした事でイライラしてけんかになってしまいがちなのですが、義実家の広い居間にいると気が紛れるのも助かります。
義母宅での食事作り
義母は生協で必要なものを買っているのですが、誰がいつ来てもいいようにと食材を多めに買って冷凍してくれているそうです。
それにしても、いつも義母は家にあるものでささっと食事を作るのが上手くて感心してしまいます。
私は「食材をまとめ買いしてそれで1週間のメニューをまかなう」とか、まず無理です。
毎日買い物に行ってその日のメニューを決めて必要なものを買う、というやり方なので、家に買い置きしてあった事を忘れて同じものを買ってきてしまう事もよくあります。
そんな調子なので義母宅で食事を作る時は義母が家にある材料を考えて作るものを決め、私が肉を焼いたり鍋の火加減を見たり助手的な役割を担うといった形で進められます。
私的には「今日何作ろう、なんにも思いつかないよー!」とならずに済み、本当に気が楽です。
いつも義母に頼りっぱなしで申し訳ないのですが...。
義母の主婦力!
そして料理をする時、肉に味を付けるにしても私は市販のタレを使う事が多いのですが、義母は瓶入りの生姜と冷凍してあった刻みネギをすばやく合わせて「これに醤油を足して!」という感じでさっさとタレを作ってしまいます。
豚肉を焼いてそのタレで味付けしたらとても美味しい生姜焼きができました。
私が肉をのんびり焼いている間に義母はキャベツを千切りにしたりいろんな事を同時進行でやっていました。
「自称・せっかち」な義母ですが、おかずを作り始めてから食卓に並ぶまでの素早さは、その持ち味が存分に活かされているな、と思いました。
そんな調子でお正月の間も義母の作ったおせちをいただいたりちょっとお手伝いをしたりで気楽に過ごす事ができてとてもありがたかったです。
帰宅してからはいつもの「何作ろう~?」の日々に戻ってしまいましたが、私も作り置きの常備菜を用意しておくなど、真似できそうな事は見習って食卓が単調にならないようにしていきたいと思います。
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最初から読む:奇抜な実母と気さくな義母が子どもに与えてくれるいい影響/中島めめ
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