超インドア派のアラフィフ主婦・中島めめさんが、ほぼ同い年の夫&ふたりの娘(2019年現在、中学1年生と小学4年生)との日常を描く人気連載。今回は中島めめさんが受けた「健康診断」について。結果が郵送されてきて、ちょっと緊張しながら封を開けためめさんの目に飛び込んできたのは...⁉
こんにちは。中島めめです。
今回は「健康診断」についてのお話です。
健康診断の結果は...
先日、町の健康診断を受けて、その結果が自宅に届きました。
何も異常がない事を祈りながら開封すると
「要指導」
の文字が目に飛び込んできました。
一瞬ドキッとしましたが、「要精密検査」と書いてあるわけではないし、急を要する事態ならきっと電話で連絡がくるはず、などととっさに自分に都合のいいように考えてしまいました。
今まで健康診断で「要精密検査」となって再検査したらなんともなかったという事が2回ほどあったので、今回も大した事ないような気がしたのもありました。
父の病気
そこで思い出したのが、父の事です。
私の父は昔から大の病院嫌いで、風邪をひいて熱を出しても決して病院に行こうとしませんでした。
母が父のそばに市販薬を置いておくとそれはしっかり飲んでいるようでしたが、基本「病気は寝ていれば治る」という考えの人でした。
実際ほとんど病気らしい病気をしたことがなかったので自分は丈夫だという過信があったのかもしれません。
お腹の調子が悪い日が続いている様子なのを心配した母が病院に行くよう勧めても父は頑として聞き入れませんでした。
そんな父でしたが、たまたま私が実家に帰っていた時に父がお腹が痛いと言ってうずくまって苦しみ出したのです。
お腹からギューッという絞り出すような音が聞こえてきて、しばらくすると痛みは治まったようでしたが、これはただ事じゃないという事で家族みんなで説得して父を病院に行かせました。
診断結果は
病院で調べてもらった結果、父は大腸がんである事が分かりました。
ずっと続いていた腹痛はがんの痛みだったのです。
かなり進行していました。
すぐに入院、手術となりましたが、入院中にお見舞いに行った時、父は一見元気そうに見えたのですが、パジャマの上から足をさすったらあまりにもやせ細っていてどきっとしてしまいました。
もともと細身の父ではありましたが、無事退院できるのだろうか...と不安になりました。
幸いな事に手術後父は少しずつ回復し、5年以上経った今ではがんの再発もなく元気に過ごしています。
ただ、がんを患った事で自分なりに思うところがあったらしく、今では定期健診もきちんと行っているし、病院に対して抵抗感もなくなったようです。
そうでないと困りますが...。
病院に電話してみた
父の場合、かなり進んだ状態でがんが見つかったので大事になってしまいましたが、毎年健康診断を受けていたら早期にがんを発見できたかもしれません。
私も、せっかく健康診断を受けたのだから結果に少しでも気になるところがあったらちゃんと向き合わなくてはいけないと思い、病院で予約を取り指導を受けに行ってきました。
その結果、血圧と中性脂肪の値が少し高めなので食生活や運動などについてのアドバイスをいただきました。
私はどこに出かけるにも車を使ってしまうので、これからは少々の距離なら歩いて行ってみよう、とか毎日の食事も朝昼はとてもいい加減になってしまっているので気を付けようなどと、反省するところがたくさんあり、自分の生活を見つめなおすいいきっかけになりました。
これからも毎年の健康診断は欠かさずに行き、健康維持を心掛けつけていきたいと思います。
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