<この体験記を書いた人>
ペンネーム:つよぽん
性別:女
年齢:40
プロフィール:2児の母です。スマホ依存の41歳夫を改善させようと、子どもたちと一緒に怒りをぶつけてみました。その結果?
結婚して11年目を迎えました。
41歳の夫とまだまだ人生を共にして行くのですが、最近モヤモヤしてならないことがあります。
それは夫がスマホに依存していること。
家族で出かけている時、ごはんを食べている時などいつ見てもスマホを手離さないのです。
私が「今日は仕事忙しかった?」と話しかけても、スマホに集中して聞こえていないこともしばしば。
何度か話しかけてようやく気付くのですが、目線はスマホのままで、挙句の果てに返ってくる言葉は...
「なに?」
まったく私の話が耳に入っていません。
毎日の会話すらできなくなるのは本当に寂しいものです。
私よりスマホのほうが大事なの? と心のモヤモヤはどんどん膨らんでいきました。
私の怒りがとうとう爆発したのは、家族で過ごしていた週末のことです。
まだ幼児と小学生の子どもがいるのですが、夫は遊んであげようともしません。
いつ見てもリビングのソファに寝転んでスマホばかり見ています。
子どもたちが「お父さん遊ぼう」と誘っても「今忙しい」と冷たくあしらうだけ。
家族とのコミュニケーションより、スマホ優先になっている夫の姿を見て、私の怒りは頂点に達しました。
「もういい加減にしてよ!!」
夫に怒鳴りました。
「家族よりスマホが大事なの? いつも何をしているの?」と問いかけてみたのです。
すると「ゲームしているだけ」と素っ気なく言い返されるだけ。
さらに怒りがこみ上げてきました。
「子どもたちへの興味すらなくなってしまったの?」
私は怒りを通り越し、涙があふれ出てきました。
感情的になっている私のことを心配して、子どもたちも「いつもスマホばっかり! 遊んでくれない!」と夫に口撃。
今までたまっていたモヤモヤを、子どもたちと一緒に吐き出したのです。
家族全員で夫に気持ちをぶつけた効果もあり、さすがに夫も反省。
次のような点に気を付けてもらうことになりました。
まず、話しかけられたらスマホから顔を上げること。
相手のほうを向くことによって、きちんと話を聞いてくれている安心感が生まれます。
そして食事中はスマホを手離すこと。
もちろんスマホを見ない時間を増やしてもらうのが理想ですが、一日に6時間以上も手離さない夫には難しい話だと思いました。
できそうなことから始めてもらうのが先決です。
最低限これらの事を守ってもらうようにお願いしたところ、夫はしぶしぶ「分かった」と言ってくれました。
スマホ依存してしまうことで、家族関係にヒビが入ってしまう。
そう気付いたのでしょう。
この日からスマホルールを守ってくれるようになりました。
おかげで家族間のコミュニケーションが増え、以前より明るい雰囲気になったように思います。
今後もつづけて守って欲しいです。
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