こんにちは山田あしゅらです。
『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。義両親と同居しながら介護をしていた当時のことを思い出しながら書いています。
前回の記事:受話器の切り忘れ...と思ったら、義父の部屋から大声が!
血糖値のコントロールがうまくいかなくなって
インスリン治療を始めることになった義母。
それから半年以上が経ち、毎晩のインスリン注射にも少しずつ慣れてきました。
そんな頃
定期診察で糖尿内科の先生から
と聞かれたのです。
と答えると
と、お墨付きをいただきました。
後退することの方がはるかに多く、
なかなか『成果』というものに出会えない主介護者にとって
「良くなっている」の一言はうれしいものです。
義母はインスリン治療のほかに
服薬治療も行っていました。
糖尿病の薬のほかに、認知症の薬や便秘薬など
朝晩のみではありましたが、飲まなければならない薬が複数ありました。
しかし毎回のこと。
こちらから促し最後まで見守らなければ義母が確実に薬を飲むことはまずありません。
食前食後に分けて5~6種類の薬を
ご飯の手前にセッティングしておきます。
さぁ、これで準備OK。
・・・いやいや。
これだけじゃ100%飲まないし・・・。
しかし、これでも安心できないのが義母。
そうこうしているうちに
薬、どこかへいっちゃうし・・・。
口に入れるまで油断がならず
いっそのこと口に放り込んじゃえば話は早いんですが
リハビリを兼ねてカプセルや錠剤をシールから取り出すことも
やってもらうようにしていました。
けれど、なかなか取り出しにくい
薬のシール。
見るに見かねて(と、いうより待ってられなくて)
声をかけたら
次男に叱られてしまいました。
う~ん。出来る能力も使わなければ出来なくなっちゃうっていう
次男の指摘も分かるんですけどね。
夜はともかく(晩ご飯時にも薬の服用があります。)
特に忙しい朝は毎回ジレンマでした。
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