<この体験記を書いた人>
ペンネーム:もよこ
性別:女
年齢:52
プロフィール:何にも縛られずに生きていけたらいいなあと夢見る50代。
夫は、前年までは基本的に週1日しか休みがなく、夏や冬に数日間まとまった休みが取れるという働き方をしていました。
ですが、今年から週に2日休みが取れるようになり、夫は大喜び。
私も嬉しく思っていました。
ところが、逆に私は今年から週に1日稼働日が増えて忙しくなってしまったのです。
しかも今までは一緒だった私と夫の休日が違う日になってしまいました。
ほとんど友人のいない夫は「休日は夫婦で過ごすのが当たり前」という感覚の持ち主。
ですので、自分の休日と私の仕事が重なったことに当初は戸惑っていました。
けれど、「仕事があるのはありがたいし、お金は必要だからしっかり稼いでくれ」と冗談半分にいい、納得していたようです。
そんな1人の休日、インドアな夫は読書をしたり、飼い犬や熱帯魚の世話などをしてのんびり。
それは構わないのですが、不満に思っていることがあります。
それは、夫が家事の手伝いを一切しないことです。
私は仕事へ行く前に食事の買い物や下ごしらえを済ませ、掃除をします。
そして仕事から帰るとバタバタと食事の支度とノンストップで動き続けています。
一方、休日の夫は、仕事から帰った私をねぎらっているつもりで「疲れてるでしょ。晩ごはんはゆっくりでいいからね」と一言。
これが逆に急かされているような気持ちになってしまいます。
さらにそんな私の横で、風呂上がりのビールを飲んでテレビを見てリラックスする夫の姿が...。
さすがにイラッとしてしまいます。
別に夫にご飯を作ってほしいとまでは望んでいません。
食事の支度は買い物の時点から始まっているので、勝手に適当なものを作られるのはかえって面倒なことになってしまうでしょう。
けれど、せめて箸や皿を並べるとか、出来上がったお皿を食卓に並べるとか、補助的な役割でも手伝ってくれたらずいぶん助かるのにと思うのです。
黙っていると何もしない夫。これが小さな不満になっています。
子どもになら直接「もうすぐご飯だから手伝ってよ。これ運んで、これ持って行って」と指示できるのですが、大の大人が、指示を出されなくては気づかないことに「なんだかなあ」な気持ちになってしまうのです。
今は週に一度のモヤモヤで済んでいますが「夫が定年して週7日にいたらどうなるんだろう...」と考えてしまいます。
もちろん「手伝って」と素直に言えれば簡単なのかもしれません。
けれど、大人なんだから状況を見極めて「言われなくても察してよ」とつい思ってしまうのです。
きたるべき定年後の暮らしを想像すると、暗澹とした気持ちになり滅入ってしまう今日この頃です。
■おすすめ体験記
皆がうらやむ料理上手な義母だけど...「私の料理を捨てていた」と知りショック
え!70歳の義母が15歳年下の男性と再婚!? でもお相手には裏があって...
こんな高価なものまで!? 開業医の2人の兄の嫁同士が私に仕掛ける「見栄っぱりバトル」
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。