何でも頑張り過ぎる母。無理して倒れられたほうが大変なのに、なぜ家族に頼ってくれないの?

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ななえ
性別:女
年齢:52
プロフィール:75歳になる母は頼まれたら嫌と言えず頑張り過ぎてしまう性格。そろそろ無理せず時には休んで欲しいと思うのです。

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同居している母は若い頃から理容師の仕事をしていて、現在も週に数日働いています。母の話だと、今勤めている理髪店は母のことをとても大事にしてくれていて、働ける限り働いてくれていいと言ってくれているとのこと。80になっても90になっても、1時間だけでも構わないから来てほしいと言ってくれたと母はとても嬉しそうに言います。
毎月、お店に自分の都合を申告して、それに合わせてシフトを組んでくれているのですが、母は父の月命日以外は休みの希望を出しません。ですので、お店で人手が足りないときは私たちでもきついなと思えるようなシフトになっていることがあるのです。例えば、土日を入れて5連勤も当然のようにあります。以前はそれでもこなしていたのですが、最近は3連勤目くらいからとても疲れているように見えて心配になります。

「そろそろ出勤日数を減らしてもらったらどう?」と言うと、「ほかに誰も都合がつかないから仕方ない」とか「使ってもらえるだけありがたい」と聞く耳を持ってくれない母。

昨年の夏は猛暑の影響と母のこのような「頑張り過ぎ」な性格が祟って、お盆が明けたすぐの頃に高熱を出して入院しました。肺炎にもなっていたので本当に危ない状態になり、夏が終わり秋の涼しい時期になるまで帰って来ることができませんでした。
そのときは退院後しばらくはおとなしくしていたのですが、体調が良くなるにつれて、近所の友達を車に乗せて買い物に出かけたり、病院について行ってあげたりし始めたのです。自分の体さえまだ万全ではないのに他人の世話までやくのはどうかと話したのですが、「私が入院している間、友達はタクシーを使ってたらしい。勿体ない」と言って聞きません。

昔から何でも頼まれたら断れず、それどころか率先して「私が」と手を貸さずにいられない性格の母。何を言っても無駄だと私も諦めてしまいました。そして、退院して半年くらいは休ませてもらうと言っていたのに、年末年始は人手が足りないからと仕事に復帰してしまったのです。私ではダメだと思い伯父や伯母に止めてもらいましたが無駄でした。

幸いにも働き始めると気持ちが引き締まったのか元気になっていった母ですが、それならせめて家のことは私がしようと思うのに、そこまでも自分で頑張ってしまうのです。仕事に出かける前、帰って来たあとと家の中であれこれ動き回って座る時間がありません。

朝早くから庭の草取りをしたり部屋の掃除をしたり。仕事から帰ったら洗濯物を片づけたり夕食を作ったり。私がのんびり屋なので母が黙って見ていられないということもあるかもしれませんが、私が一人でやっていても手を出さずにいられないようです。気づくと私より先に片づけてまた次のことをしているので、休む暇がありません。

仕事を長く続けるならせめて家のことは休んだらと話しているのですが、母は「大丈夫、大丈夫」と言って聞き入れてくれません。同居しているのだからこそ、それぞれができることを担当して、補い合えば無理なく生活していけると思うのですが......。

このままだとまた無理が祟って母が倒れるのではないかと気が気ではありません。正直なところ、そのほうが私にとって大変なことです。もっと家族に頼ってくれてもいいのにと思ってしまいます。

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