甘えん坊のぺーやんと、まさに「猫」という性格のスミちゃんと暮らすフニャコです。
前回の記事:病院嫌いで大暴れ!猫の移動には洗濯ネットを活用すべし/フニャコ
5月末、ぺーやんが虹の橋を渡ってしまいました。
ああしていれば、こうしていれば...という思いが今でもあります。
自分自身、受け止め、消化していくためにもぺーやんが具合が悪くなってからのことを書いていきたいと思います。
ぺーやんは数年前から歯周病にかかっており、歯磨きのおやつや、遊びながらの歯磨きをしたりサプリメントを与えたり...悪化しないようにできることをしていました。
歯石を取るにも全身麻酔が必要です。取ったとしても歯石はすぐつくそうなので、その都度全身麻酔をするのは身体にも負担がありそうだし、抜かなくてはいけない時期になるまで様子をみてもらっていました。猫は食事時、カリカリを噛み砕いて食べているのではなく丸呑みしているそうで、歯が少なくなっても問題はないそうです。(実際スミちゃんも抜歯をしていますが問題はありません。)
しかし口臭が酷くなってきたのと、食べる時に痛そうにしたのでかかりつけの動物病院へ行ってきました。先生も歯茎の状態を見て「もうそろそろ抜歯をしたほうが良い」とのことで抜歯の予約をしたけれど手術の予定で埋まっており、予約できたのは数ヶ月先でした。
数ヶ月先までこの状態でぺーやんを置いておけない。そう思い、ぺーやんたちを譲っていただいた、猫の保護活動をしている方に相談してみると、信頼できて対応の早い動物病院を紹介してくれました。
電話をしてみると、翌日抜歯をしてくれることになりました。連日の通院...病院が大嫌いでブルブル震えて車の中で辛そうに鳴くぺーやん。できればそんな辛い思いをさせたくないけど、これでまた美味しくごはんを食べられるので頑張ってね!
朝ぺーやんを病院へ預け、夕方迎えに行ってきました。ここのところ、トイレへ行った時に鳴く時があるということも伝えていたためレントゲンも撮ってくれていました。石は無かったけれど、血尿がでていたため、注射を打ってくれました。
きっと相当病んでいることだろうと思ったけれど、想像していたよりぺーやんは元気で、翌日にはモリモリごはんを食べ、口臭もなくなり、日に日に元気が戻ってきました。
血尿も翌々日には完全に無くなっており、今までの日常が戻ってきてホッとして過ごしていました。
しかし1週間後に多量の嘔吐。しかも毛玉を吐いたときとは全然違う嘔吐で、知識がなくともこれは良くない嘔吐だと感じました。
毛玉を吐く時よりもとにかく量が多く、色も違いました。黄土色の嘔吐物で便の臭いがしました。
どうしたのだろう...何が原因なのだろう。何かおもちゃでも食べてしまったのだろうか?吐いた後もいつもほどの元気がなく、調子が悪いのは明らかでした。
翌日、すぐに抜歯をしてくれた動物病院で診察を受け、点滴と注射をして帰ってきました。このまま良くなれば良いけど、良くならないのであれば試験開腹を考えるということでした。
その後もあまり機嫌が良くないぺーやん。このままでは試験開腹になってしまう。
他の検査や治療法があるかもしれないと思い、再び嘔吐したのをきっかけにセカンドオピニオンを受けに別の病院へ行ってきました。
かなり丁寧な触診をしてくれて、お腹にしこりらしきものがあるとのこと。ただこれがしこりなのか便なのかまだわからないということでした。エコーとレントゲンを撮ってくれたけれどはっきりした原因は分からず...。
どちらの病院の先生の方針は同じものでした。おもちゃなどを食べた異物の可能性。しかし全く食欲がないわけでもなく、便もでているので異物の可能性は低そうである。結局は開腹してみないとわからないし、開腹しても異常がない可能性もあるそうです。
試験開腹...。
先日、抜歯のために全身麻酔をしたばかりなのにまた全身麻酔?
できればそれは避けたい...。
セカンドオピニオンで診てもらった先生は、隣県なら人間で言う大学病院のように設備が整っている病院があるのでそちらで胃カメラやCTなどの精密検査ができるので開腹するよりは身体に負担が少ないそう。
とても悩みましたが大きな病院を紹介してもらおうと、家族で話がまとまりました。
元気がないぺーやん。
いつものぺーやんじゃない。ネットで症状を調べて調べて、とにかく調べました。
出てくる検索結果は悪いものばかりでした。
どうかどうか、ぺーやんを助けてください。
祈る私に、ぺーやんはいつものように甘えてくれていました。
次回に続きます。
【次のエピソード】開腹手術の結果は末期ガン...愛猫最期の闘病記/フニャコ
最初から読む:日々、猫と人間の知恵比べ!? 2匹の猫の里親になってみて/フニャコ
【まとめ読み】亡くなった猫・ぺーやんとの日々も...。フニャコさんの記事リスト
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