<この体験記を書いた人>
ペンネーム:はちみつアーモンド
性別:女
年齢:52
プロィール:私にとっての占いは「人生のエッセンス」。困った時、迷った時などに取り入れることあります。
今から約10年前、初孫が生まれるときのことです。幸せいっぱいな中でも一抹の不安がありました。というのも、その頃はキラキラネーム全盛期。加えて娘はまだ10代ととっても若かったのです。しかも、我が娘は元々少々やんちゃで、考えることが大嫌いときています。その上ドがつく天然さん。ですので「娘が孫にどんな名前をつけるのか」と戦々恐々としてしまい、つい口出ししてしまいそうになっていた私。しかしそこはぐっと我慢し、一旦は娘を見守ることにしていました。
ですが、そんな心配は無用だったみたいで、子どもの名前に関しては「名前の付け方」の本や「辞書」を読みつつ、苗字とのバランス、それぞれの画数などを一生懸命に考えていた娘。その結果、娘が一人で考え出した名前が候補として掲げられたのです。これには「す、すごいぞ娘」と私は感心しました。やがて娘から「どんな名前がいいか決められない。一緒に考えて欲しい」とのリクエストが! 「待ってました~、考えますとも」と、小躍りする気分で相談に乗った私たち夫婦でした。
しかし、考えれば考えるほど全部いいとも思えるし、全部NGとも思えてしまう......という展開になってしまい、「これがベスト!」と思える名前にたどり着くことができませんでした。なにせ孫の名前です。とにかく「孫の人生にとってプラスになる名前」を付けてあげたかったのです。
そこで、いつもお世話になっている占いの先生に相談することになった私達。ほどなく十数個の候補をいただくことができました。すると、その中には偶然にも娘がつけたいと思っていた名前が! 「きっとこれに決まるだろうな」と、そんな予感がしましたので、その名前については特に詳しく教えていただきました。
すると、生まれてくる孫の特徴などをいろいろと教えていただき、その中でも「耳が凄くいいので、音楽や語学をやらせるといい。国際社会で通用する名前を付けてあげるのが最良の選択です」とアドバイスいただきました。「ホントかな~」、「ホントだと凄いな~」なんて思いながらも、最終的にはこの娘も希望した名前に決まりました。
このとき生まれたお孫ちゃん。幼いときの好きなおもちゃはギターやバイオリン。小学生になったころにはリコーダーやピアニカでの演奏を楽しんでいました。そして今、毎日のように音楽を聞いては歌っていて、時々「ばあばこの歌聞いて~」と言いながら、覚えた歌を披露してくれています。そして何より驚いたことが。小学校の音楽の先生から「耳が凄くいいみたいで、音を聞き取る感が鋭い」と言われたのです。
これは運命かあるいは偶然か......。その点については正直わかりません。しかし、いつの日か孫から「音楽の道に進みたい」とそう告げられたときは「頑張って進みなさい」と、自信を持って背中を押してあげられそうです。
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