こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】物価高で旅費が高騰!年に数回海外旅行する私が旅費を抑えるためにしていること
昨年は新NISAが始まって一年目でした。
おさらいとなりますが、新NISAは、つみたて投資枠と成長投資枠の二つの投資枠を使って、一年間最大360万円・生涯で最大1800万円の投資ができ、売却時には一切の税金が掛からないという制度です。
非常にお得かつ、投資できる枠も大きいということから、個人が資産形成をするための最終兵器として、多くの人が新NISAを利用して投資をしたようです。
私も新NISAでの投資をしました。
昨年の1月5日頃に、ほぼ360万円を一気に投資をする形です。
「新NISAって毎月決まった額のつみたて投資しかできないのでは?」と思われるかもしれませんが、特定の月にボーナス設定として多めに投資をすることができます。
一年の最初の時期に、一年間で出来る最大金額を投資した結果を公開すると、一年でおおよそ100万円増えました。
360万円が460万円になったということです。
年間の利回りで言えば、約30%です。
これだけ増えたのだから、何か特別なことをしたと思われるかもしれません。
全然特別なことはなく、私の投資先は、世界中の株式に分散投資ができる、投資信託で一番人気の商品です。
私と同じように年の初めにこの一番人気の投資信託を購入すれば、全ての人が30%投資した資金を増やすことが出来たということです。
結果として、新NISA初年度に好成績になりましたが、個人的には、この数字は上手く行き過ぎだと思っています。
去年は株高だけではなく、円安も引き続き進んだので、ダブルで円ベースでの資産価値が増えたのですが、普通の年なら年間に多くて10%、少なくとも5~6%増えればいいぐらいですから。
いずれにしても資産が100万円増えました。
これだけ増えたのだから、「利益を確定したらいいのでは?」と思われる人もいるでしょうが、私は特に何もせず、このまま投資を継続するつもりです。
理由は大きく二つあります。
まずは、現金にしても私は特に使い道がありません。
もともとすぐには使わない、余裕資金で投資をしているので、今売却して現金にしても何も買うものがありません。
次に、今売却したら同じ金額を再度投資することができません。
例えば、去年一年間で460万円まで増えた投資資産を一度売却して現金にすると、手元には460万円が残ります。
この460万円を今年新NISAで投資をしようとしても、新NISAでの投資枠は一年間で最大360万円しか投資できませんから、投資できるのは360万円までです。
460-360=100で、100万円は来年まで新NISAでは投資することができません。
せっかく投資した資金が増えて、今使い道がないのであれば、増えた投資資産が更に増える"複利効果"を狙った方がお得です。
このように考えて、私はこのまま新NISAで増えた資金は、売却せずにそのまま投資し続けるつもりです。
ちなみに、去年は凄く調子が良かったとしても、今年は物凄く暴落することがあるかもしれません。
10%ぐらい減ることは当たり前にあるでしょう。
でも、460万円まで増えていれば、今年一年で10%減ったとしても、減る金額は46万円です。
去年増えた部分は100万円ですから、まだまだ含み益がある状態です。
長く投資を続けると、多少価値が目減りするようなことがあっても、含み益で目減り分をカバーできるようになります。
投資の仕方は人それぞれで、私のように一気に多くの金額を投資するのは考えにくいという人も多くいるでしょう。
何が正解かと申し上げるつもりはなく、あくまで私の例として、こんな風に新NISAで投資をしているというのを紹介しました。
以上、今日はこんなところです。どなたかのお役に立てれば幸いです!
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