投資をしたら「管理しないで」ほったらかし! 減った増えたを気にしても良いことなし/斗比主閲子

こんにちは。斗比主閲子と申します。

アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。

※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)

前回▶【お金持ちの共通点】私が銀行口座の残高をマメにチェックしなくなった理由

投資をしたら「管理しないで」ほったらかし! 減った増えたを気にしても良いことなし/斗比主閲子 pixta_65620273_S.jpg

以前、ファイナンシャルプランナーの方が書いた、『お金が貯まる人はプランターを玄関に設置しない』といった内容の記事を読みました。

「どうしてプランターを設置しているとお金が貯まらないのだろう?」と記事を読み進めたところ、「植物は定期的に世話が必要。玄関先にプランターを置いていると、管理の手間が掛かり、放置しがち。そういう人は金銭管理ができないことが多い」という趣旨が書いてありました。

「まあ、そういうこともあるかな?」とは思ったものの、どうも納得できず、少し考えて、「これは話が逆ではないか」と思いました。

要は、プランターを設置しているから金銭管理ができないのではなく、金銭管理ができないような人は、プランターを設置していても管理ができないということかなと考えたわけです。

実際、我が家は高級住宅地にありますが、周囲の家では奇麗にメンテナンスされたプランターがたくさん設置されています。

どの家も資産価値は1億円は下りません。

皆さんも白金や芦屋の高級住宅街をイメージすると、奇麗に植栽が管理されている印象がありますよね?

しっかり金銭管理ができるような人は、毎朝決まった時間に水やりをしたり、定期的に伸びた分をカットしたり、庭師を呼んだりすることを厭いません。

ちなみに、持ち家を除いて資産1億円以上を保有する我が家にもプランターはあります。

では、他のお金持ち家庭と同様に奇麗に管理されているかというと、あまり自信がありません(笑)

子どもが産まれたタイミングで植えた記念樹も伸び放題になっていますし、プランターもたまに水やりを忘れて、植物がしおれてしまうことがあります。

そういうときは義母から、「ちゃんと管理をしなさい!」と怒られて、仕方なく対応しているのが実態です。

確かに、お金持ちは金銭管理ができるから、プランターの管理ぐらいできている人が多いはずです。

ただ、我が家の場合は、プランターの管理ができなくても、そのぐらいのズボラさでも、お金を増やすことができたというわけです。

我が家がお金を増やした流れというのは言葉にすると単純です。

①とにかく収入を増やす

②とにかく支出を減らす

③貯めた貯金をとにかくたくさん投資に回す

④投資をしたら管理はしないでほったらかし

以上の通りです。

どれも重要ですが、特にポイントは④だと思います。

投資をし始めると、減った増えたが気になりますが、別に自分が気にしても実は何も良いことはありません。

自分の感情とは関係なく、投資先が成長してくれたら儲かるという、ただそれだけです。

真面目に投資先をチェックしていると、「こんなに下がったのだから少しだけ投資金額を減らした方がいいのでは?」とか、「増えたんだから日々の生活を贅沢してもいいのでは?」とか、不必要に影響を受けてしまいます。

私が投資をする目的は、10年以上の長期的な期間で仕事を辞めた時にも十分な資産を形成することです。

長期的に資産が増えてくれればいいので、毎日どころか、毎週、毎月でも投資資産を管理することはあまり意味がないのです。

せいぜい1年に1度確認すれば十分です。

この手の投資をしたらほったらかしというのは、ほったらかし投資術として本や雑誌で紹介されています。

私だけがほったらかして何もしていないのではなく、同じような投資スタイルの人は多くいます。

個人的には投資先を何も管理しなくていいというのは非常に気が楽です。

手間暇かけなくても(かけないほうが)、お金が増えるんだったら、その方が良いに決まっています。

プランターを管理するのも面倒だと思っているので、義母と相談しながら、少しずつプランターを減らしていってます。

植物を愛でたければ近所に公園がありますからね。

以上、今日はこんなところです。

どなたかのお役に立てれば幸いです!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

斗比主閲子

"アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層。旧帝大卒で年収は2000万円"ということになっています。ゆりかごから墓場まで、ありとあらゆる人間関係トラブルの相談を趣味で対応しています。単著『私って、甘えてますか?』(総合法令出版)

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

斗比主閲子さんのブログ:斗比主閲子の姑日記

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