保険は最低限の我が家。でも、自動車保険でこのオプションだけは付けてます!/斗比主閲子

こんにちは。斗比主閲子と申します。

アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。

※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)

【前回】 我が家が生命保険を解約し、医療保険にも一切入らない理由

保険は最低限の我が家。でも、自動車保険でこのオプションだけは付けてます!/斗比主閲子 pixta_46115632_S.jpg

我が家では、貯金で手当てが可能だからと、生命保険にも医療保険にも入っていません。

保険は自分で賄えない、なかなか起きない出来事に対して掛けるものと考えているからです。

もちろん「いざというとき」のために保険があれば安心ですが、何でもかんでも保険を掛けていたら、お金が貯まりません。

そんな保険加入を最低限にしている我が家でも、加入している保険はあります。

自動車保険です。

皆さんご存じの通り、自動車を保有していると日本では自賠責保険に強制的に加入させられます。

我が家で入っているのは、この自賠責保険に加えて、任意で加入する自動車保険となります。

なぜ、自賠責保険だけでなく、任意の自動車保険に追加で加入しているかというと、自賠責保険では「いざというとき」に、保険で得られる金額が少ないからです。

自分が事故の加害者で、相手を死亡させてしまった場合、自賠責保険での補償金額は3千万円、後遺障害でも4千万円です。

一方で、実際の交通事故で被害者を死亡させてしまった、障害を負わせてしまった場合は、この補償金額以上の損害となることのほうが多いです。

つまり、足りない金額は自分で賄わないといけないわけです。

我が家では、それほど頻繁に自動車に乗るわけではありませんが、このリスクは取れないと考えて、任意の自動車保険に加入しました。

日本人の7割が任意の自動車保険に加入しているので、ここまでは、同じように考える人は多いはず。

それで、いざ、自動車保険に加入しようとすると、これまた多くの人が悩むはずです。

なぜなら、医療保険と同じようにたくさんの特約(オプション)があるから!

保険料が上がる特約だと、車両保険、弁護士費用特約、他車運転特約、ファミリーバイク特約、対物超過特約、個人賠償責任補償特約、ロードサービス特約などなど、数限りなくあります。

逆に、保険料が下がる特約として、運転者限定特約、運転者年齢条件特約なんていうものがあります。

保険でもコスパを徹底的に追求する我が家で、ではどの特約を付けているかというと、

・弁護士費用特約

・ロードサービス特約

この2つだけです。

弁護士費用特約は、事故が起きた時の対応を弁護士にお任せできる特約です。

付けた時の保険料の増加が大きな金額ではなく、また、自分で事故の時に弁護士を手配するのは大変だろうなと考えて、手間暇のコスパの観点で、付けることにしました。

ロードサービス特約は、車が動かなくなったときの応急対応やレッカーサービスになります。

JAFに加入していれば不要ですが、保険の特約の料金とJAFの加入手数料を比較して、保険で手当てすることにしました。

こちらも弁護士費用特約と同じで、自分で対処が出来ずプロにお任せしたほうが良いと考えて加入しています。

多くの人が付けている車両保険の特約は付けませんでした。

理由は、自分で賄えるからです。

車両保険は自分の車が事故で壊れた時の保険です。

車は高価ですから、壊れた時には大きな打撃ではあるものの、我が家の財政状況なら賄えない金額ではありません。

しかも、我が家が購入する車は、基本的に中古の大衆車です。

車両保険の査定だと、大して補償してもらえません。

その割には車両保険のオプション料は高いので、我が家はコスパの観点で見合わないと思い、加入しませんでした。

何の保険に加入するかは、各家庭の財政状況やリスクの見立てもありますから、我が家のやり方が正解だとは申し上げません。

ただ、生活費を抑えたいと考えたときに、自動車保険も結構馬鹿にならない節約になりますから、本当に必要な特約(オプション)なのかは、保険の更新時に検討するのはありだと思います。

以上、今日はこんなところです。

どなたかのお役に立てれば幸いです!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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斗比主閲子

"アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層。旧帝大卒で年収は2000万円"ということになっています。ゆりかごから墓場まで、ありとあらゆる人間関係トラブルの相談を趣味で対応しています。単著『私って、甘えてますか?』(総合法令出版)

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

斗比主閲子さんのブログ:斗比主閲子の姑日記

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