「学校ウサギ」のニュースを見て「うさぎと暮らしている私」が考えたこと/ふうたの飼い主

みなさんこんにちは。

日々うさぎの魅力を発信している「うさぎのふうた」の飼い主です。

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先日、某大手検索サイトのニュースで、「減り続ける学校ウサギ 先生の働き方改革で世話が負担に」という記事を偶然目にしました。

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その記事では、校舎内に設置された清潔なケージで、児童がうさぎのお世話をしている写真が掲載されていました。

ですが"学校ウサギ"というと、外に設置してある飼育小屋で暮らす白ウサギを思い出す方が多いと思います。

それは今も変わらず、日本の学校で飼われているうさぎは、外の厳しい環境で暮らしている子たちが圧倒的に多いのが現実です。

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記事の冒頭には、「学校という教育の現場で、ウサギやニワトリの飼育をやめる動きが広がっている」といった内容が書かれていました。

そして、週末や祝日はもちろん、夏休みや冬休み、コロナウイルス禍での長期休校期間も、教員やボランティアが掃除や餌やりを毎日行っているが、動物たちの命をつなぐためとはいえ、それが負担になっている。

その一方で、飼育することで子どもたちの心の成長が促されるといった調査結果がある・・とも。

私は、この記事を読んでとても複雑な気持ちになりました。

・学校(教員)や地域によって、動物たちへの取り組み方も違えば考え方も違う。
・動物たちが生きていくための「予算」が組まれていない学校が非常に多い。
・動物たちの病気や怪我への対処、お世話をする人材の確保が困難。

確かに問題は山積みです。

日本中の学校で、この問題をすべて解決できる方法があるのかというと、現実的に不可能と言っていいでしょう。

でも、都合が悪くなると「負担」という言い方をすることに、とても違和感を覚えました。

かと言って、「お前に何ができるのか?」と問われても返す言葉はありません。

仮に、私が住んでいる地域の学校にこの問題を提起したところで、「部外者の戯言」として処理されるのは目に見えています。

だから今ここで、この場を借りて私が言いたいことは、問題の視点を変えて欲しいということ。

人間だけの都合、人間だけの問題として物事を考えるのではなく、過酷な環境で苦しんでいるのは、辛い思いをしているのは、今、飼育小屋で生きている動物たちということです。

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うさぎの主食は牧草であり、キャベツやニンジンなど野菜の切れ端ではありません。

歯は伸び続け、不正咬合で食べられなくなり、痛みと空腹に耐えながら命を落とす子がたくさんいるでしょう。

喧嘩して傷口が膿んで病気になり、そのまま土の中で亡くなる子もいるでしょう。

飼育をやめる方向であるならば、今、生きている子たちに、なんとかして避妊・去勢手術を受けさせねばならないでしょう。

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「予算がない」「人材がいない」「時間がない」で処理するのではなく、小さな命の立場になって、人としてどう行動すればいいかを考えていただきたい・・と私は思っています。

人間は困っている人を助けられます。

助けようと体が勝手に動きます。

それは相手が人間であっても、動物であっても同じであってもらいたい。

その想いを伝えることが、子どもたちに見せてあげることが、ひとつの情操教育となるのではないでしょうか。

ふうたの飼い主

※記事は私の個人的な見解ですので、考え方の一例として読んでいただけたら幸いです。
※写真はすべてイメージです。

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記事に使用している画像はイメージです。
 

ふうたの飼い主

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コメント一覧

私もこのニュースを見ました。 私も飼い主さんと同じように「負担」という言葉にとても違和感を感じました。 まるで、学校うさぎさんが邪魔者扱いされているような、悲しい気持ちになりました。。。 人間も動物も同じ命です。粗末に扱うことは絶対にあってはならないと思います。
同感です! こういうことを発信してくださりありがとうございます!
こちらは長野ですが、これから寒い冬を迎える中、外の飼育小屋で過酷な環境の中、必死に生きているうさぎさん達がまだ沢山います。本当に心苦しいです。寒さ、暑さ、湿気に弱いうさぎさん、外飼いは危険と皆に知ってもらい、苦しい思いをするうさぎさんは0になって欲しいと常々思っています。
命を管理するということは、確固なる意識と覚悟が必要だと思います。昭和時代は大抵の学校や園で動物が飼育されていました。飼育を通じて生命の大切さを実感するという趣旨が希薄になっては本末転倒です。生命は道具でもなければ教材でもないのです。
学校ウサギの飼育の現状には胸が痛みます。 私の園でもウサギを長年飼育しています。以前の飼い方は適切ではなく、飼育小屋は夏も冬も外、餌は野菜クズとペレットで牧草無し、日曜日は誰も行かないこともあったそうです。私が赴任後、環境改善をお願いし、今は冷暖房完備の室内ケージで牧草飼育、休日は自宅に連れ帰り一緒に過ごしています。定期的に健診や爪切りにも通い、子どもとの触れ合いもウサギの負担にならないようにしています。飼育本も購入し、子どもにも読んでもらい、職員にもウサギに適した飼い方を訴え今の環境まで改善出来ました。中には「そこまでしなくても」という人もいましたが理由を説明し理解者を増やしていきました。 こどもたちも「今日の糞、小さいよ、大丈夫?」「しつこくしたらダメなんだよ」とウサギの体調に関心を持ち、嫌がることはしてはいけないことも分かってきました。命の大切さや弱い物を大切にする心が育っていると感じます。 この問題は職場の理解が無いと改善することは難しいですね。学校の先生方も大変だとは思いますが、劣悪な飼い方ならば、本気で改善を訴えていくしかないのではないでしょうか。小さな命を守ってください。
自分では何も発信もせず実行もしないのに言えた義理ではありませんが、やはり動物の立場で考えてほしいと思います。こどもたちにも意見を交わす機会を設ければ他人事にならず、更によいと思います。

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