築30年には見えないよ...70代の両親が放置する実家。「お掃除のプロに頼もう」と言ってみたけど...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:たまごぼーる
性別:女
年齢:45
プロフィール:鯖缶の美味しさにハマってしまいました。料理もしやすいのでおすすめです。

築30年には見えないよ...70代の両親が放置する実家。「お掃除のプロに頼もう」と言ってみたけど... pixta_60044402_S.jpg

現在両親は72歳と71歳です。

実家とは新幹線や在来線をつかって三時間ほどの距離で、子どもを連れて年に2回、3日程度帰省しています。

母親も父親も昔から整理整頓や片づけが苦手なタイプでした。

しかし、私や弟が実家で生活しているときは、散らかってはいますが、それほど酷くはありませんでした。

私や母親の友達、従兄弟などを招いて、よく遊んでいました。

しかし、現在は...「他人を呼べない」ほど汚くなってしまいました。

実家は築30年なのですが、帰る度に荒れていき、今ではとても築30年には見えません...。

庭の芝は枯れているのか、春になっても綺麗な緑色にならず、代わって雑草が伸び放題です。

植木は枯れ、花が植えてあった鉢もそのままで放置。

家の中も、障子に穴が開き、畳も傷だらけです。

棚の下や裏側など手が届きにくいところは、掃除機もかけないようで埃が溜まっています。

台所の換気扇は油のついた埃だらけ、エアコンのフィルターも真っ白です。

お風呂場もカビや水垢など、薬局で売っているスプレー程度では落ちないような状態です。

両親は健康ですが、やはり年相応の体の不調は出てきているようで、肩が上がらなかったり、膝や腰に痛みがあるようです。

なので、高い棚に戻せなくなった食器が床に置かれています。

また、両親が普段使わず、掃除の必要がないと判断したらしい、二階のベランダには苔が生えていました。

100均で買ってきたものやバーゲンで使うかもしれないと買ってきたもの。

また、いつか使うかもしれないからと残しているものなど、不用品も溜まってきています。

私も実家に帰るたびに掃除をしていますが追いつきません。

両親はこんな散らかった家に慣れきってしまったようで、最低限の掃除以外はやる気もないようです。

また、介護が必要になったら老人ホームに入る心づもりがあるため「いずれ手放すから、そのとき全部捨てるから」と言い、ものを捨てることもしません。

以前、費用は私が持つから、お掃除のプロに任せてみてはどうかと言ってみました。

しかし「他人に掃除されるのは恥ずかしい」と断固拒否でした。

娘の私としては、昔のように綺麗な家に戻したいです。

両親にも快適に生活してほしいと思ってしまいます。

私が長く帰って全て掃除すれば万事解決なのでしょう。

しかし、私自身も掃除や片づけが苦手です。

それに加え仕事もあり、子ども達の学校もあるので、なかなか行動に踏み切れていません。

親孝行と思って、なるべく早く実家に帰れるように頑張らなければと思います。

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