50歳になっても「永遠の若手」。同じマンションの人たちが年老いて不満が止まらない...!

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:わんわん
性別:女
年齢:50
プロフィール:50歳、会社勤めの主婦。55歳の会社員の夫、20歳の大学生の息子と3人で首都圏在住。

50歳になっても「永遠の若手」。同じマンションの人たちが年老いて不満が止まらない...! 25.jpg

首都圏郊外のマンションに家族3人で暮らす50歳の会社員の私。

マンションが新築された時から住み続け、25年になります。

世帯数は少なく48戸ほどの小規模なマンションです。

このマンションを購入したのは25年前、結婚したばかりでした。

夫(当時30歳、会社員)も私(当時25歳、派遣社員)もまだ若く、新築マンションを購入するほどの蓄財もありませんでした。

しかも、夫の会社の福利厚生に家賃補助がなかったため、ちょっと背伸びして新築マンションを購入し、入居者の中では若めの居住者夫婦として新生活がスタートしました。

入居者を集めた最初の説明会で周囲を見回したところ、40から60くらいのご夫婦、そのご家族、といったご家庭が多いように見受けられました。

せっかく頑張って購入したマンションですから、できるだけ同じマンションの人からは嫌われたくない。

住みづらくなって引っ越すなんてことにはなりたくないという切実な思い、プラス生来の人付き合いの良さで、すぐに気安く立ち話ができる年上のご近所さんが増えていきました。

また、入居2年で早々にマンション管理組合の理事を務めることになり、その1年は理事長(くじ引きで)として、居住者アンケートをとって改善に努め、お役に立てたようです。

通常はマンションの管理会社が簡易に作る議事録も、意見を寄せてくださった方が納得してもらえるよう丁寧なものを作成し、各戸に配布しました。

私よりも年上の人が多い分、若い私が動かなくちゃ、という気持ちの強い時期でした。

今、思えばこの時期にはりきりすぎたのです...。

時が流れ、入居後25年たった現在、入居当時働きざかりの中高年だった居住者の多くがリタイア。

マンションから子どもや若者がほとんどいなくなってしまいました。

今でも50歳の私は永遠の若手です。

住みやすいマンションだったからか、転居する人があまりなく、居住者の新陳代謝がなかったのです。

居住者の多くの方々は、リタイア前は平日の日中に自宅で過ごすこともあまりなかったのでしょう。

リタイア後に家にいると今まで気にならなかったことが無性に気になり文句を言いたくなるようです。

「マンションの規約では禁止されている動物飼育をしている家がある」

「1階に住んでいる者だけど、隣家の雑草が放置されたままで迷惑している」

「真上の家が、ベランダの外側に布団を干し、階下の日光を遮るので精神的に病気になりそうだ」

「マンション管理人が仕事をさぼっている」

「マンションで契約しているケーブルテレビ回線の接続が悪い」

よくこんなに不満が浮かんでくるなあと思いながら、「そうなんですか~、大変ですね~」とその場しのぎで相づちを打っていたのですが、それだけでは済まなくなっていきました。

管理組合のポストに苦情を投書するという行動に出た方もいらっしゃいましたが、組合の理事の方たちも、自分たちの1年間に何事も起こらないで、というのが本音です。

そのため投書は結局「次年度への引継ぎ」という形で放置されてしまったようです。

そんな中、怒れるリタイア組が思い出したのが、18年前の私の活躍。

「あなたから理事会に言ってもらえる?」

「今、ケーブルテレビの映りが悪いからお宅でも調べてみて!」

そんな内容をエレベーターホールで会った時に頼まれたり、電話がかかってきたり。

私は同じ不満を抱えているわけではなく傾聴していただけだったんですが...。

60歳~80歳くらいはまだまだ若い! 自分の不満は自分で解決できるはず! 年をとったら意見を聞いてもらえないなんて思わないで頑張って!! 

ご近所さんに心の中でエールを送りつつ、頼み事から逃げ回っているこの頃です。

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