2階から熱々の油を捨てたの!? 怒りよりも恐怖...我が家の上の階に住む「マンションの危険人物」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:れもん
性別:女
年齢:45
プロフィール:2人の息子を持つシングルマザー。近年は、もっぱら家庭菜園、体調不良の話でもちきりです。

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今から15年程前に遡ります。

私たち家族は築30年程の、古いマンションの1階に住んでおりました。

その頃はまだ次男は生まれておらず、元旦那(当時29歳)と長男(当時3歳)と私(当時30歳)の3人家族でした。

そのマンションには幼児から小学生くらいの子を持つ世帯が比較的多く、あたりはいつも子供たちの声で賑やかでした。

いつものように家事をしていたある朝のこと。

旦那を仕事へ送り出し、脱水が終わった洗濯物を干そうとベランダに出ました。

その時はまだ、洗濯竿を置いておらず、代わりにビニール製の洗濯ロープを使用していました。

しかし、1枚目の服を干そうとロープに目をやると、何か様子が変です。

「ん?」

顔を近づけて良く見てみると、なんとロープが溶け、ちぎれているではありませんか! 

そしてベランダの床には油の跡が! 壁の内側にも筋状に垂れた液体の跡も。

恐る恐る匂いを確かめ、紙でつついたりして、その正体を検証してみることに。

う~ん、これはやっぱり油っぽい...。

「でも何故油がベランダに? しかもビニールのロープが溶ける程熱いのはどうして? 料理で使った油なの? えっ、もしかして熱いまま2階から投げ捨てたの⁉」

原因が分かった瞬間、「たぶん、あの人だ」と思いました。

住人の間で噂になっていた、2階に住む独身女性の仕業です。

彼女は以前から他の住人とのトラブルが絶えず、マンションではある意味有名人でした。

...とは言え、彼女がやった所を目撃した訳でもなく、動かぬ証拠があるわけでもありません。

「これはきっと何かの間違い。単なる私の思い過ごし! それより仕事仕事!」

仮に私の推測が的中だったとしても、それはそれで恐怖でしかありません。

まだ幼い子供がいる我が家に何かされたら...これ以上考えないようにすることにしました。

怖かったし、いつまでもそんなことで頭を悩ませたくなかったのです。

しかし、問題は再び起きるのです。

その数日後のある夜、自宅でいつものように夕飯を食べ終え、リビングでまったりしていた時のこと。

ベランダ側の外からバッシャーン! と何か液体が降ってきたような音が! 嫌な予感がしたので、急いでベランダに出てみると、なんだか油臭い...。

そして、ベランダに出していたビニール製のゴミ袋が、所々溶けているではありませんか! そして壁を滴りおちる液体からは、湯気がほんのり...これは間違いなく確信犯です。

しかし、怒りよりも恐怖が上回ります。
こんなことを平気でする人と直接対決するのは、幼い子供がいる私にとっては危険すぎます。

だからまず旦那に相談し、それから大家さんに相談しました。

大家さんからも住人同士で直接話しあうのは危ないとアドバイスをいただき、私たちの名前はふせ、大家さんから注意を促してもらう形で対応してもらうことになりました。

大家さんがうまく話してくれたようで、それからは油が降ってくることはありませんでした。

ただ、今思い返しても、あの出来事にはゾッとします。

現在は幸いご近所の方々にも恵まれ、平穏な毎日を送っています。

あんなことを経験した後だと「普通に、平穏に過ごす」ことがどれだけ恵まれているか、つくづく考えてしまう私です。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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コメント一覧

大家さんだけじゃなく警察もですね 誰かにかかってたら傷害事件じゃないか、こんなの…頭のおかしい人だったんですね。お怪我がなくて何よりでした。

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