【お悩み相談】自粛期間が思いのほか長く、いちばんの楽しみの旅行が全くできずストレスがたまります

日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「旅行が趣味なのにコロナで行くことができずストレスが...」というお悩みに、ノンフィクション作家の松原惇子さんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?

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【お悩み】

いちばんの楽しみの旅行が全くできずストレスがたまる

旅行がいちばんの趣味だったのですが、自粛期間が思いのほか長く、去年の春から一度も旅行に行っておりません。 

世間では旅行も解禁された雰囲気ですが、都心で暮らしているので、他県に行くと迷惑がかかるとつい思ってしまいます。

そのうちだんだんとストレスがたまってきているように感じます。

免許も返納してしまったので、公共交通機関を使わずに、車で出かけることもできません......。

神奈川県 F・Kさん(75歳)


【おこたえ】
できないことではなくて、できることに意識を

できないことばかりを並べても、前へ進めません。

コロナ禍で、みんなががまんしているなかで「できない、できない」と思ってストレスがたまっているのはあなただけじゃないはずです。

子どもだってどれだけがまんしているかしれない状況ですよね。

世界中のみんなが、コロナ禍の中でストレスと闘っています。

これは戦争みたいなもの。

通常のことができない非常時。

戦争の最中に、「移動もできない。友達にも会えない」と騒ぐ人はいないですよね。

みんなが辛抱強さを試されているときだと思います。

「できない」ことを探すのではなく、「コロナが終わったらしたいこと」に気持ちを集中させましょう。

したいことを紙に書いてみたらどうかしら。

絶対に楽しくなるはず。

●松原惇子さん(ノンフィクション作家

※記事に使用している画像はイメージです。

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今回の先生

松原惇子さん
ノンフィクション作家。専門は「上手な生き方」

この記事は『毎日が発見』2021年8月号に掲載の情報です。

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