日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「コロナ禍でさらに眠れなくなってしまった...」というお悩みに、ノンフィクション作家の松原惇子さんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?
【お悩み】
ぐっすり寝たい コロナ禍でさらに眠れなくなった
夜、眠っているときに何度も目が覚めてしまいます。
コロナ禍での生活で、それがさらに悪化したようにも思います。
ぐっすり眠ることができないし、やっと眠れた......と思ったらもう朝の気配。
毎日寝たな~という熟睡感がなかなか得られないのがなんともつらいです。
もちろん、気分もすぐれないことが多いです。
佐賀県H・Eさん(70歳)
【おこたえ】
自分から、情報を取りに行かない触れない環境に
コロナ禍では、外出も会食もままならない。
どんなに前向きな人でも、気持ちが通常の半分ぐらいに落ちているはずです。
夜、何度も目が覚めてしまうのは、コロナのことが気になっているから。
テレビをつければコロナ、コロナ、重症者や死者の話ばかり。
ぐっすり眠れる方がおかしい。
実は私もなんとなく気分がすぐれなかったので、先日からテレビを極力見ないことに。
眠れないのは残像が浮かぶから。
テレビを見なければいいのですよ。
見るなら、世界遺産とか美術館の番組とか美しい世界の番組を選んで。
自分の関心をコロナから違うことに向けてみたらどうですか。
歌でも習ってみるとか。
手芸でも始めるとか。
野菜図鑑を図書館で借りてきて、野菜の種類を覚えるとか。
なんでもいいので、違うことで頭をいっぱいにすると、よく眠れると思いますよ。
●松原惇子さん(ノンフィクション作家)
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