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「眠りが浅い」という悩みを持つ方に。鍼灸師・中根一さんが教える「不眠のツボ」

不眠

「眠りが浅い」という悩みを持つ方に。鍼灸師・中根一さんが教える「不眠のツボ」 P017_01.jpg

肝虚/脾虚/肺虚/腎虚タイプに

⇒腎兪(じんゆ)

・お灸や小豆枕などで温める

お灸を使う場合は、2人で行いましょう。腎兪を気持ちよい強さで押してもらった後にお灸をするとさらに効果がアップ。

【見つけ方】
ウエストのいちばんくびれた部分の背骨の両脇。押すと気持ちよく感じるところ。

「ツボ温め」にはお灸、小豆枕がおすすめ

「眠りが浅い」という悩みを持つ方に。鍼灸師・中根一さんが教える「不眠のツボ」 P017_02.jpg

寝る前やリラックスしたいときには、ツボを温めるのがおすすめ。初めてお灸を使う場合は、やさしい温熱のものを選びましょう。火を付けて貼るだけのものや火を使わないものなど、種類も豊富です。電子レンジで加熱して温める小豆枕(※)も手軽です。

熟睡には横向き寝がおすすめ

東洋医学では、布団に入った際は仰向けで足を伸ばし、寝入りばなに足を曲げて横向きで寝るべきとの伝えが。「抱き枕やクッションを抱いて横向きで寝ると、胸が圧迫されにくく眠りやすくなります」(中根さん)

※小豆枕は、ドラッグストアやネットスーパーなどで購入できます。

取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) 撮影/西山輝彦 イラスト/坂木浩子 モデル/石井香也子(SPLASH) 

鍼灸師
中根 一(なかね・はじめ)さん

「鍼灸Meridian烏丸」代表、明治国際医療大学客員教授、経絡治療学会理事。『寝てもとれない疲れをとる本』(文響社、のちPHP文庫)、『図解 すぐ眠れる!すごいツボ押し』(ビジネス社)など著書多数。 

この記事は『毎日が発見』2022年9月号に掲載の情報です。
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