「血管」や「血流」は、健康や若々しさに深くかかわりがあるといいます。しかし、血管や血流の働きをよくするにはどうしたらよいのでしょうか? 今回は医師、医学博士の根来秀行(ねごろ・ひでゆき)先生に「呼吸が深くなる肩甲骨ほぐし」について教えてもらいました。
※この記事は月間誌『毎日が発見』2023年2月号に掲載の情報の再配信です。
呼吸が深くなる「肩甲骨ほぐし」
深い呼吸が苦手な人は、総じて肩甲骨がガチガチになっています。
肩甲骨本来の動きを取り戻して、深い呼吸を身につけましょう。
肩甲骨を開く
肩をすぼめたり、腕を前に突き出したりするときに、肩甲骨を開く"外転"の動きを高めます。
【20秒×3回】
(1)いすに座り手を組む
いすに座って背すじを伸ばし、胸の前で両手を組む。背中は背もたれから離して浅く座り、両足は軽く開いた状態でリラックス。
(2)ゆっくり息を吐きながら両手を前に
腕を限界まで伸ばしたところで20秒キープを。上体が前へ倒れないように注意しましょう。