みんなのケア

腰痛持ちが避けるべき「NG生活習慣」。腰痛を起こしにくくする【6つのルール】を理学療法士が解説

国内で3000万人が腰痛に悩んでいると言われています。そこで今回は、理学療法士・酒井 隼(さかい・じゅん)さんに聞く「腰痛を防ぐ生活習慣」をご紹介します。

※この記事は月間誌『毎日が発見』2022年3月号に掲載の情報の再配信です。

腰痛を起こしにくくする生活習慣6

座るときはクッションで骨盤を支える

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みぞおちの後ろの背骨あたりと背もたれの間にクッションを置くことで、背骨が後ろにズレることを防ぎます。特に長時間にわたるデスクワークや運転の際におすすめです。

腰に負担の少ない座り方をする

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ソファに浅く腰かけてゆったり座ったり、背もたれに寄りかかって座ると、尾骨付近にある仙骨で体を支えることになり、骨盤は大きく後方化。30分に1回は、1分間でも背骨を伸ばして座りましょう。

下にあるものを取るときは、ひざを曲げてしゃがむ

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ひざを曲げず腰を曲げて床にあるものを取ると前屈姿勢になり、腰への負担は通常の2. 2倍に。必ずひざを曲げてしゃがんでものを取るくせをつけます。

<教えてくれた人>
理学療法士
酒井 隼(さかい・じゅん)さん
Terrace J 代表。整形外科病院で延べ5万人以上を施術した経験と研究データをもとに臨床に基づく治療法を考案。著書に『治療家が知りたがる腰痛改善法 1日5分「3つの体操」で体の重心を変えるだけ』他。

この記事は『毎日が発見』2022年3月号に掲載の情報です。
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