内臓が温まり血流もアップ。「白湯」の健康効果とアレンジレシピ【医師の川嶋朗先生と管理栄養士の成澤文子さんが解説】

<消化促進に>
おろし白湯
1人分8kcal/塩分0g

内臓が温まり血流もアップ。「白湯」の健康効果とアレンジレシピ【医師の川嶋朗先生と管理栄養士の成澤文子さんが解説】 2403_P006-007_04.jpg

抗酸化作用があるビタミンCや、血栓予防効果が期待できるイソチオシアネート、消化促進効果があるジアスターゼなど、うれしい栄養素をまとめて摂ることができます。

材料(1人分)
白湯...150mL
大根、またはかぶのすりおろし...大さじ2

作り方
(1)マグカップまたは耐熱グラスに、すりおろした大根、またはかぶを入れる。
(2)(1)に白湯を注ぎ、かき混ぜながらいただく。

<花粉症対策に>
ミント白湯
1人分0kcal/塩分0g

内臓が温まり血流もアップ。「白湯」の健康効果とアレンジレシピ【医師の川嶋朗先生と管理栄養士の成澤文子さんが解説】 2403_P006-007_05.jpgペパーミントに含まれる水溶性のミントポリフェノールが抗炎症作用をもたらし、花粉症の症状の軽減が期待できます。朝の眠気覚ましや、集中力を高めたいときにもおすすめです。

材料(1人分)
熱湯...200mL
ペパーミント...ひとつまみ(3g)

作り方
(1)マグカップまたは耐熱グラスにペパーミントを入れ、熱湯を注ぎ、小皿などでフタをする。
(2)40~50度まで冷ましていただく(ミントの葉は残す)。

構成・取材・文/和栗 恵 撮影/齋藤ジン 栄養計算/成澤文子

 

<教えてくれた人>

川嶋 朗(かわしま・あきら)先生

北海道大学医学部卒。腎臓病・膠原病・高血圧などを専門にしつつ自然の治癒力を重視。近代西洋医学と漢方などの伝統医療を統合した医療の教育・研究・臨床を手がける。

管理栄養士・料理研究家
成澤文子(なりさわ・あやこ)さん

家庭で作れる本格レシピが人気。メディア、企業に向けたレシピ開発・提案から、食育指導、特定保健指導など健康支援でも活躍中。

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