あなたは毎日「やりたいことだけ」に向き合って、1日の時間を満喫できていますか?
自分がやりたいことはこれじゃない...。でもどうでもいいことに時間を追われて、やりたいことができない。便利な家電が増え、デジタル化も進んだ現代なのに、なぜか「時間がない」という悩みが絶えることがない、と感じていませんか?
月収20万から、1日実働2時間で月収1000万円を超えた筆者による、「最幸」の時短術を惜しみなく公開します!あなたもぜひ「幸率」の良い人生を!
※この記事は『お金と時間の悩みが消えてなくなる 最高の時短理』(米山 彩香/KADOKAWA)からの抜粋です。
前の記事「つらい努力は努力にあらず? 目標達成は「楽しいから」できるのです/最高の時短(7)」はこちら。
「石の上にも3年」の時代は終わった
凡人のための成功法則
自分が楽しいと思えることならば、1つのことに集中して作業ができる......。でも、楽しいと思えないことに集中して作業をすると、それは一般的にいう「努力」となります。
前に「努力は必要ない」という極端な言い方をしましたので、ここでも極端にいわせていただければ、「目標達成のためには『1つのこと』だけに集中しないほうがいい」というのが事実です。
関連記事:「つらい努力は努力にあらず? 目標達成は「楽しいから」できるのです/最高の時短(7)」
もちろん、それが楽しんでできることであればいいのですが、多くの人は「これと決めたことは、何が何でも集中しなければならない」と思い込んでいるのです。
しかし、いきなり1つのことに全力で集中したとしても、それがうまくいくかどうかはわかりません。
「うまくいくかどうかわからないけど、努力(という苦しいこと)が必要」
これでは、人は行動そのものを起こしづらいでしょう。
たとえば「弁理士になるために資格試験の勉強をする」と決めて、いきなり全力でガリガリ勉強したとしても、それが楽しいとも、手応えを感じられるとも限りません。
確固たる自信があり、成功への道筋がすでに見えているような「天才型」の人であれば、いきなり全力で集中することもいいかもしれませんが、私を含めた多くの「フツーの人」は、もっとさまざまな「取り組むべきものの選択肢」を持つのが、賢いやり方です。
はっきりいって、「どんな仕事のやり方が自分に合っているのか?」は、やってみなければわかりません。
自分の得意なことというのも、人は自分では普段、意識していないものです。
だから、「まずは何でもやってみればいい」のです。
1つのことに集中し、他を排除するのではなく、どんどんいろんなことに手を出し、その中から自分の得意なこと、楽しいと感じることを見つけるというスタイルが、結局は作業を効率化させ、目標達成への近道となるわけです。
「なんだかうまくいかないな」「これは苦しいな」と思ったら、別の道を探してみる......これが、天才ではない私たちにとって、ぴったりのやり方です。
実は私も、今の生活に至るまでには、さまざまなことに取り組んでみました。
大手電機メーカーでの会社員から始まり、外資系臨床開発会社勤務、特許事務所、法律事務所での勤務、弁理士資格取得へのチャレンジ。プライベートでいえば、株式投資、FX投資、仮想通貨投資、料理教室などなど......。
そして、これらも、途中で「あ、違うな」「ダメだな」と思ったら、すぐ引き返してしまうようにしてきました。
その結果たどり着いたのが、1日実働2時間で自由な生活を手にした今の自分です。
「やりたい」が「すぐできる」時代だからこそ
「まずは何でもやってみる」は、今の時代だからこそ有効な手段。今は何でもインターネットで調べられる時代だからです。
関連記事:「「知ること」がモチベーションを上げる最短の道!興味を持ったら即ググる/最高の時短(1)」
違う方法、別の道、自分にふさわしい目標......その「きっかけ」は、すべてインターネットの検索で見つけることが可能です(もちろん、それらが本当に自分に合っているかどうかを知るには、実践も必要ですが......)。
「やりたいと思ったことはすぐにできる」というのも、今の時代の強みでしょう。
たとえば「音楽をつくって多くの人に聴かせたい」と思ったなら、アプリを使って作曲し、ユーチューブなどにアップすればいいわけです。しかも、無料のアプリを使えば、お金はかかりません。
私が行っている情報発信などもそうでしょう。基本的には私の仕事は、PCさえあれば、いや、それどころか、スマートフォンさえあれば、全世界を相手にできる仕事です。
また、人とのつながりも、ネット上で簡単にできます。
かつてはビジネスで「人脈をつくる」といえば、仕事上で名刺交換をしたり、さまざまな交流会に参加したり、人からの紹介をもらったりと、とても手間のかかる話でした。
しかし今は、接触したい人がいればSNSなどを通じていくらでも連絡ができる時代です。
SNSやメディアを持っていれば、思いもかけない人が自分に接触を求めてくることもあるでしょう。その人があなたの目標達成のお手本となる人だったり、仕事上においてとても重要な相手となることもあるのです。
「やりたいと思ったことはすぐにできる」「接触したい人とすぐに接触できる」......これは、従来は「やろうかどうしようか?」と悩んでいた時間をばっさりと切り捨ててくれることになります。「やろうかどうしようか悩んでいる時間」が、人生において最もムダな時間となっている人は結構多いはずです。
かつては「石の上にも3年」ということがよくいわれました。
何事もある程度の辛抱がなければうまくいかない。すぐに投げ出してはいけない......という教えですね。でも、今はもっとすぐに、別のことに手を出せる環境が整っている時代です。
「石の上にも3年」は、長すぎる。3年間物事をやり続ければ、安定が待っている......なんて時代でもありません。「石の上にも3カ月」くらいの感覚ですかね。
◆アクションプラン
興味を持ったことは何でもすぐに小さくやってみる
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