旬の大根を使い切り!ちゃちゃっと作れるお手軽副菜4レシピ【料理研究家村上祥子さんに教わる】

年間を通して手に入る大根ですが、旬は12月~2月。とはいえ、意外とレパートリーが少なくて使い道に頭を悩ますことも...。今回はそんな時に便利な、大根を使った副菜レシピをご紹介します。みずみずしくおいしい旬の大根をおいしく使い切りましょう!

この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年12月号に掲載の情報です。

【前回】おうちで「千枚漬け」ができた! 料理研究家村上祥子さんに教わる「大根使い切り!の漬物レシピ」

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がんや動脈硬化予防に期待
イソチオシアネートという大根の辛味成分はがんや動脈硬化を予防するのではないかと、現在さまざまな研究が進められています。

お手軽副菜

【五色なます】
1人分42kcal/塩分0.5g

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材料(作りやすい分量/4人分)
きくらげ...3枚
大根...150g
にんじん...80g
きゅうり...1本
塩...小さじ1/3
赤パプリカ...1/2個
柚子の搾り汁...大さじ2
柚子の皮(2cm角)...2枚

作り方
(1)きくらげは水で戻し、石突きを除き、3cm長さのせん切りにする。
(2)大根とにんじんは皮をむき、4~5cm長さのせん切りにする。きゅうりは縦半分に切り、種を除いて斜め薄切りにする。それぞれ別のボウルに入れて塩を1/3量ずつ振り、しんなりとするまでもんで5分ほどおき、水けを絞る。
(3)パプリカはへたと種を除き、横半分に切り、縦に薄切りにする。
(4)ボウルに(1)、(2)、(3)と柚子の搾り汁を入れて混ぜ、せん切りにした柚子の皮を加えてあえる。

【大根のとうがらし漬け】
100gあたり27kcal/塩分0.7g

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材料(作りやすい分量/できあがり約350g分)
大根...300g
赤とうがらし・青とうがらし...各2本
にんにくの薄切り...1片分
(A)しょうゆ・紹興酒...各1/4カップ

作り方
(1)大根は1.5cm角に切る。とうがらしは赤・青ともに1mm幅の輪切りにする。
(2)器に(1)、にんにくを入れ、(A)を合わせてかけ、冷蔵庫に入れて、大根から水分が出て全体を覆ったら食べごろになる。冷蔵で2週間保存できる。

※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
※保存容器は清潔で完全に乾いたものを利用ください。

 

<教えてくれた人>

管理栄養士・料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。栄養指導講座担当。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

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