血管や血流のトラブルは、いつの間にか進行して気付いたときには、重大な病気につながることも。だからこそ、「血管おそうじスープ」で血液をきれいに! 1日1杯、まずは2週間から始めましょう。医学博士で「血液サラサラ」の提唱者の一人、栗原先生にお話をお聞きしました。
※この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年11月号に掲載の情報です。
【前回】食前に飲めば血糖値の急上昇を防いでくれる!「血管おそうじスープ」【医学博士・栗原毅先生監修】
血管おそうじスープが効くワケ
1杯で栄養が摂れる
血管おそうじスープには、血流改善効果のあるビタミンやミネラル、活性酸素を除去する抗酸化成分が豊富ですが、栄養素の一部は、調理の過程でゆで汁や煮汁に溶け出してしまいます。
「スープにすることで、溶け出した栄養素も無駄なく摂取できます。また、スープ1杯で卵1個分のたんぱく質が摂れるのも特徴。フレイル(※)予防のためにも、たんぱく質は積極的に摂ってください」
※加齢により筋力や心身の活力が低下し、健康と要介護の間の虚弱な状態。
糖化の心配なし
焼く、揚げるといった高温での調理は、血液を汚して老化を加速させる終末糖化産物(AGE)の発生量を増やします。
AGEが増えると、体を構成するたんぱく質が本来の役割を果たせなくなり、肌の老化だけでなく、動脈硬化、白内障、骨粗鬆症などさまざまな病気を引き起こす原因に。
「血管おそうじスープは、AGEがほとんど発生しない調理法で作るので、安心して飲んでください」
保存できる
基本のスープの素の作り方
1杯分 約55kcal/塩分1.0g
冷凍で1カ月保存OK
※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
※保存容器は清潔で完全に乾いたものを利用ください。
材料(約7杯分)
トマト...中1個(200g)
玉ねぎ...1/2個(100g)
さけ缶...小1缶(90g)
煮干し粉...大さじ1
黒豆きなこ(きなこでも可)...大さじ1
黒酢...大さじ1/2
赤みそ(他のみそでも可)...50g
作り方
(1)トマトと玉ねぎをすりおろす。
(2)大きめの保存袋にさけ缶を汁ごと入れて、手で押しつぶす。
(3)(2)に(1)と他の材料を全て入れ、手でよくもみ混ぜる。
(4)厚さが均等になるように平たくして、冷凍庫で凍らせる。
※冷凍庫が狭い場合は、保存袋ではなく製氷皿を使用してもOKです。