「どこもかしこもゴミだらけ!」不用品であふれかえった我が家をどうすればいい?

夫への不満、義両親とのいざこざ、相続問題、お金のトラブル、年を重ねるほど悩ましいキャリア問題などなど...。人生、「モヤモヤ」や「悩み」が尽きませんよね。そんなモヤモヤ、悩みに対して、その道の専門家のアドバイスをご紹介。あなたのお悩み解決のヒントがここで見つかるかも!?

 

<このお悩み体験記を書いた人>

お名前:OTAFUKU
性別:女
年齢:49
プロフィール:既婚。二人の子持ちです。自分の実家で実母(83歳)と同居中。

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小さな頃、友達の家に遊びに行くと、とても整理整頓された部屋の様子に自分の家との違いを目の当たりにして驚いたことがありました。

私の母は今にして思えば、片付け下手で、掃除下手だったのでしょう。日頃の掃除も目に見える部分にだけ掃除機をかけるような掃除の仕方でした。棚に溜まった埃は目に入らないのか、そのまま手付かずです。トイレ掃除も見えるところだけを磨いたらそれで気が済むようで、床などが汚れていてもあまり気にならないようでした。来客がある時もそんな状態だったので、私が慌てて細かい部分の掃除をしていたことがよくありました。

そんな母が年齢を重ねると、更に色々なことが億劫に。室内は母の物で溢れ返ってくるようになりました。

自分では片付けたつもりなのでしょうが、私から見るとあれもこれも不要な物だらけです。

「不要な物を捨てよう」と声をかけても「全部必要よ」と言い張ります。

けれども、もう使用していない本棚や長い間使用していないこたつ、そして積み重なった昔の百科事典など、私にしてみれば不要な物だらけ。おまけに母が若い頃にせっせと買い集めた着物も今となっては誰も袖を通さず、着物用の箪笥や細々とした小物も、ハッキリ言うと全て不用品なのです。

なるべく具体的にと思い「この本棚とこのこたつを捨てればここが空くよ?」と伝えてみても「まだ使えるから」と言います。

「何かを捨てないと綺麗にはならないよ」とは言ってみるものの全く受け入れてはくれません。

そのくせ、私の私物を見て「これが邪魔」、子供の持ち物を見ては「これは捨てたらいいのに」と言い「この家はどこもかしこもゴミだらけだわ」とイライラしながら言うのです。

それならば...と、箪笥があるのに押入れ用の収納ボックスを幾つも買い、その中に無造作に服を詰め込んでいるのなら箪笥は必要ないのでは?と私が聞くと、また烈火の如く怒り始める始末。

これでは打つ手がありません。

私は母の了解を待たずに少しずつ家の中の掃除をすることにし、手始めに母が外出中に今はもう使用していないこたつを処分しました。

ところが、あれだけ「まだ使えるから」と固執していたのに、帰宅した母はそのこたつが無くなっていることに全く気付かなかったのです。

後日その事を告げると驚きながら、「片付けの仕方がわからない」と言い始めました。

私は現状で処分した方が良いと思われる物を挙げ「処分は私がするから」と告げるとまだ納得はしていないようですが、それでも「わかった」とやっと言ってくれました。

物を大切にするあまりに捨てられない気持ちはとてもよく分かります。

ただ、不要な物をため込んだままで暮らすより、少しでも処分しながら快適に暮らす方法を母と一緒に考えていきたいなと思います。

そして将来、自分自身が年齢を重ねた時に娘に迷惑をかけないように私も少しずつ断捨離をしながら暮らしていこうと思います。

 

【整理収納アドバイザーが教える:ラクして片付く3つの収納ルール】

整理収納アドバイザーのおさよさん、清水幸子さんの2人によると、実は収納グッズの使い方一つで、困りものの収納はほぼ解決すると言います。

「定番ですが、つっぱり棒やS字フックでつるす収納はおすすめ。場所を取らず簡単に片付けられます」(おさよさん)。

「書類から食器、洗剤まで万能に収納できるのがファイルボックス。事務用品ですが、あらゆる場所で使いやすいんです」(清水さん)。

これらは100円均一店(以降、100均)、ホームセンターなどで簡単に入手できるものばかり。さっそく試してみましょう。

 

ラクして片付く3つの収納ルール

その1 置く場所を決めたら定量を守る

収納グッズを買ったのに片付かない...。そんな人は、物を増やし過ぎることが原因。
「特に買い置きは要注意。しまう場所を決めたら、そのスペースからはみ出さないように、物の定量を守りましょう」(清水)
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日用品ストックはスペースを決めて入る分だけのルールに。カラーボックス1段分など、「この場所に入る分だけ」と決めることが大切です。

 

その2 収納グッズの色をそろえる
すっきり見せるには色の力を借りるのも効果的。
「おすすめは白。ごちゃつきやすいキッチンや洗面所などで効果を発揮します。最近は100均グッズもシンプルな色やデザインが豊富にあり、統一しやすいですよ」(清水)
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キッチン上段には、プレートを無印良品の「スタンドファイルボックス」に収納。

 

その3 デッドスペースを活用する
テーブルやソファの脚の間、扉の裏、家具と壁との隙間などのデッドスペースは、困りものの収納にうってつけ。
「そこで使いたいものを、目立たないようにしまえます。空いている場所があったら活用しましょう」(おさよ)
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つっぱり棒とS字フックを使ってテーブル下を収納スペースに!

 

取材・文/佐藤由香 撮影/戸高慶一郎、福島章公

おさよ さん

整理収納アドバイザー。写真投稿アプリ「インスタグラム」に投稿した家事術が話題に。著書は『家事ぐせ』(主婦の友社)。

清水幸子(しみず・さちこ)さん

整理収納アドバイザー。11回の引っ越しを経験し、どんな家でも片付く収納術を体得。身近なものを使った簡単アイデアが好評。

専門家アドバイスは『毎日が発見』2018年5月号に掲載の情報です。

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