シニアは犬を飼うべきではない? 高齢になってからのペット飼育に疑問の声

子育てや仕事がひと段落して時間や生活の余裕が出てきたシニア世代の中には、犬を飼ってみたいという人もいるのでは? しかしネット上では年配の方が犬を飼い始めることに、疑問の声も上がっています。

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高齢者がペットを飼い始めるのは"無謀"?

以前ネットの掲示板では、「定年後に夫婦2人だけの世帯が犬を飼うことをどう思うか」という投稿が話題に。投稿者は余裕ができたことを理由に犬を飼い始める高齢者に、自分さえよければいいと思っているのではないかと感じているそう。飼い主が面倒を見れなくなる可能性を抱えながら生き物を飼うのは、"無謀"だと訴えていました。

この投稿には「犬を飼うことに年齢制限なんてありません。そのような価値観はいかがなものかと」「犬と一緒に暮らすことが元気の源になる場合もあるし、一概に言い切るのは良くないと思う」「若くても面倒みない人はみないし、年齢関係ないんじゃない?」と反論の声が。

しかし一方で「年寄りになって犬の世話が無理だからって保健所連れてくる人も少なからずいる」「私は高齢者の体調不良による飼育放棄犬の面倒をみているのですが、飼い主の一時的な自己満で飼われる犬が本当に可哀そうだと思います」「保健所殺処分収容センターからの犬の引き出しボランティアをしていますが、高齢者がらみの持ち込み依頼がずいぶんと多いのが事実です」といった悲しい体験談も多数上げられています。


犬とじっくり触れ合える「レンタルドッグ」

9月20日に放送された「なないろ日和!」(テレビ東京系)では、初心者におすすめのサービスとして「レンタルドッグ」が紹介されました。ペットの総合教育施設「横浜トリミング・スクール」では、トリミングの実習用に飼っているワンちゃんたちを一般の人にもレンタル。数時間から泊まりを含む長期まで、希望の期間でワンちゃんをレンタルすることが可能です。

これには「面倒みきれないかもしれないワンちゃんを飼うよりも、こういう制度を使って触れ合うくらいがちょうどいいと思う」「泊まりとか長期間のレンタルもできるし、先を見すえたペットとの付き合い方が大切だよね」といった声が。

環境省の動物愛護パンフレットでも、飼い主の高齢化に対する心構えと準備について触れられています。環境省は「ペットが寿命を迎えるまで、責任をもって飼い続けることができますか? 『飼わない』『今は飼えない』と判断することも、動物への愛情です。自治体や動物保護団体などが行っている取り組みを支援したり、ボランティアとして参加することで、動物と関わることもできるのではないでしょうか」と警告を発信。

飼い主がペットを飼うことの重大さを理解することで、悲しい結末をたどってしまうワンちゃんを少しでも減らせるといいですよね。

文/藤江由美


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