ニオイも気になる「尿漏れ汚れ」は早めの漂白剤使いですっきり!

汗をたくさんかく真夏は、少し洗濯物をためると、雑菌が繁殖して臭いも気になります。そこで、"洗濯王子"として人気の中村祐一さんに、この時期の洗濯ワザを教えてもらいました。「特に白っぽい衣類の汗汚れは、洗濯しても皮脂やたんぱく質が落としきれていないと、黄ばんできます。効率よく汚れを落とすコツを知っていると、より気持ち良く着られて、衣類も長もちしますよ」と中村さん。夏に面倒なアイロンがけやクリーニングの手間を省く技も伝授してくれました。

前の記事「汗をかいたお出かけ着。「浴室シャワー洗い」でまた着られる!(3)」はこちら。

 

夏は臭いも気になる「尿漏れ汚れ」には漂白剤使いがおすすめ

尿汚れも早めに洗うことが大切。いつもの液体洗剤に酸素系漂白剤を加えれば、シミや黄ばみを防いで除菌もできます。衣類の色で粉末・液体を使い分けましょう。

基本 まずは汚れを水洗いして
輪ジミや黄ばみになる前に、早めに尿が染みた部分を水洗いして。水けを絞って、すぐに洗濯しない場合は乾かしておきましょう。
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【上手な洗い方 白や色の薄い衣類編】

液体洗剤+粉末酸素系漂白剤

粉末の酸素系漂白剤は漂白力が高く、しっかり除菌ができて、たんぱく質汚れにも強い。液体洗剤とともに表示量を加えればOK。粉末洗剤でも可。
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【上手な洗い方 色の濃い衣類編】

液体洗剤+液体酸素系漂白剤

色の濃い衣類は、粉末漂白剤では色落ちする心配が。液体の酸素系漂白剤は色柄もの向き。洗剤も液体がおすすめ。ともに表示量加えて洗濯を。
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よくある尿漏れ汚れのお悩み対処技

「汚れが目立つ白のズボンにうっすら輪ジミが...」

→粉末洗剤でつけ置きを!
40℃程度の湯に粉末洗剤を表示量溶かし、30分~1時間つけ置きしてから洗濯を。粉末洗剤はアルカリ剤や酵素入りでシミのもとになるたんぱく質を分解しやすく、湯を使うと洗浄力がぐんと増します。1808p041_07.jpg 

 

「尿だけでなく便による下着のシミの対処は?」

→長めに干し紫外線に当てて
便汚れによる黄色っぽいシミは、漂白剤では色素が落ちない場合も。実は、紫外線に当てると薄くなることがあります。洗濯後、日当たりのいい場所に2日ほど、長めに干して試してみて。

 

 
「ソファやマットレスに尿が染みてしまった!」

→拭き取り方をひと工夫
ソファなど洗えないものは、消毒用エタノールで汚れを拭けば、揮発して除菌消臭もできます。汚れが残る場合、おしゃれ着用中性洗剤を水で10倍に薄めたスプレーを使い、たたき拭きを。

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ソファなどの拭き取り方

1808p041_08.jpg布に消毒用エタノールを少量つけ、汚れをたたく。

1808p041_09.jpg汚れが残っていたら、水で薄めた中性洗剤を吹きつける。

1808p041_10.jpg水でぬらした布でたたき、汚れと洗剤液を拭き取る。

 

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取材・文/山﨑さちこ  撮影/木下大造


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中村祐一(なかむら・ゆういち)さん

1984年、長野県生まれ。洗濯家。家業のクリーニング会社の3代目を継ぎ、“洗濯王子”の愛称でテレビや雑誌、講演などで活躍。長野に「センタクアトリエ」を新設。

 

この記事は『毎日が発見』2018年8月号に掲載の情報です。

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