日々の油汚れや手アカ汚れにお役立ち!「重曹」/ナチュラル洗剤はこの5つ(3)

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◎重曹

日々の油汚れや手アカを一掃! 拭き取りがいらないので安心です


重曹はごく弱いアルカリ性。炭酸水素ナトリウム、重炭酸ソーダとも呼ばれます。一番の長所は、膨らし粉など食用にも使われ、安全性が高いこと。アルカリ濃度が低いので2度拭きする必要がなく、軽い汚れを落としたい日々の掃除に重宝します。水に溶かして使う、研磨力を利用して粉のままクレンザーとして使う...。掃除法は2通りです。

前の記事「洗濯槽、排水溝に効く! 過炭酸ナトリウム/ナチュラル洗剤はこの5つ(2)」はこちら。

 

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洗剤を用意:重曹(pH8.2)
洗剤液を作る場合、水に溶けにくいので粉末を40度の湯に溶かす(湯1カップ:重曹小さじ1/2)。粉末のまま研磨剤としても使える。

●保存期間
作った重曹水は1日で使い切る

 

例えば、こんな汚れに!

■日々のトイレ掃除

1711p32_toire.jpg重曹水を直接吹きかけて磨きます。(浴槽も同じ)。飛び散った尿などを放置してアンモニア臭が気になり出した場合は、重曹ではなくクエン酸で消臭を(第5回で紹介)。


■窓拭き。拭き取りも忘れずに 

1711p33_madogarasu.jpgまず重曹水を窓ガラスに吹きかけて(写真上)、水切りの道具で拭き取ります(写真下)。

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水切りの道具はスクイージーとも呼ばれるもので、汚れと水分を同時に一掃できて便利。白い粉がガラス面に残ることがあるので、最後にもう一度水スプレーをしてから、水切りの道具で水分を拭き取りましょう。網戸も同様に重曹水をふきかけてから、雑巾などで拭き取りを。

 

■重曹+クエン酸で、パイプクリーニング! 

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パイプのつまりが気になったら、重曹とクエン酸のダブル使いで落としましょう。まず、重曹カップ1/2を粉のまま排水口全体にふりかけ、さらにその上からクエン酸入りの熱い湯(水小鍋1杯:クエン酸小さじ1)を排水口に注ぎます。すると、化学反応が起きて発砲。泡がパイプのすみずみに行き渡って汚れがはがれます。発砲が落ち着くまでしばらくそのまま置いておきましょう。

 

■焦げ付いた鍋をぴかぴかに

1711p33_nabe.jpg粒子が細かく、水に溶けにくい重曹の粉は、クレンザーとしても重宝。粉を直接鍋にふってスポンジでこすれば、焦げや黒ずみが消えて、新品のようにきれいになります。ホーローの鍋などについた茶渋なども同じ方法で落とせます。

 

次の記事「"手を付けたくない!"ほどの油汚れに抜群の効果「セスキ炭酸ソーダ」/ナチュラル洗剤はこの5つ(4)」はこちら。

取材・文/飯田充代 撮影木下大造

<教えてくれた人>
本橋ひろえ(もとはし・ひろえ)先生
ナチュラルクリーニング講師。自身がアトピー性皮膚炎だったことから主婦の目線で洗剤を研究。全国で講座を開催。著書に『ナチュラル洗剤で安楽早 ラクチンおそうじ虎の巻』(ディスカヴァー・トウエンティワン)がある。

この記事は『毎日が発見』2017年11月号に掲載の情報です。
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