「便利で使える!」と噂の100均衣類収納グッズを、プロと編集部がセレクトしました。衣替えシーズンの前に、すっきり取り出しやすく工夫してみませんか。今回は、「つるしワザですっきり見やすくする衣類収納術」を紹介します。
【衣類収納術1】つるしワザですっきり見やすく
《吊り下げ収納ボックス》
出し入れしやすく何でも入れられる
面ファスナーでハンガーバーに簡単に取り付けられる、オープンタイプの不織布ラック。「マフラーやTシャツ、トレーナーなど何でも収納できる万能アイテム。オープンでものの出し入れもしやすいです」(鷲巣さん・清水さん)。耐荷重8kgとかなりの重さにも耐えます。300円
《肩がとがりにくいアーチハンガー(2本入)》
たくさん掛けられてずり落ちない!
薄いハンガーは幅をとらず、たくさんしまえるのがメリット。「すべり止め加工でずり落ちにくく、ハンガー跡が残りにくいデザイン」(清水さん)、「ハンガーを統一するとすっきり見える効果も」(大沢さん)。
肩がカーブしているので、ニットやカーディガンの形崩れも心配なし。
《段差かけフック(5個入)》
ハンガーに段差をつけて収納力アップ
フックでハンガーの位置を下げることで、服が引っかからず出し入れがスムーズに。「ジャケットやコートなど厚みのある服と、シャツなど薄手の服を互い違いに入れると省スペースに。詰め込み過ぎによる服のしわも防ぎます」(編集部)。フックは2個連結して位置をさらに下げてもOK。
厚みのある部分をずらすだけで、服の引っかかりが激減!
《ハンガー用ジョイントフック(5個入)》
手持ちのハンガーが連結できる
ハンガーのフック部分にジョイントフックの穴を通し、ハンガーを連結。「単品で使えて好きな数だけ連結できるので、スペースが有効活用できます。フックに掛けるハンガーは細めのものが向きます」(大沢さん)。特にポール幅が短いクローゼットやたんすにおすすめ。
《ステンレスクローゼットハンガーホルダー6連》
スカートハンガーをひとまとめ
ホルダーの輪にハンガーを掛けるだけで、スカートやスラックスがコンパクトに。「本体自体がスリムなのでかさばらないのがいいところ。ボトムスはもちろん、シャツの収納にもおすすめ」(大沢さん)。輪の径が小さいので、フック部分が細いハンガーを使って。
輪にハンガーを通すだけ。えりつきシャツの場合は、えりの重なりがしわにならないよう注意。
《吊れる圧縮袋》
かさばるアウターをコンパクトに収納
ハンガーごと圧縮袋に入れて空気を抜けば、ダウンコートなど場所をとる厚物衣類がペタンコに。「このタイプの圧縮袋はダイソーだけ。ハンガーごとつるせるのが画期的」(清水さん)。ショートタイプと、ロングタイプがあります。300円
圧縮袋内のフックにハンガーを引っかけてから、掃除機で空気を抜きます。
※この特集で使用した商品は撮影時(2021年8月)に、ダイソー、セリア、キャンドゥの各100円ショップで購入したものです。本誌発売時は仕入れ状況によって、欠品や廃番の可能性がありますのでご了承ください。価格表記されているもの以外は全て100円。価格は税抜きです。
教えてくれたのは
大沢早苗さん
清水幸子さん
鷲巣 心さん
取材・文/佐藤由香 撮影/木谷基一