晩夏と初秋。庭で「季節の変わり目」の変化に気づく幸せ/水谷昭美さんの暮らしの晴れ間

静岡県熱海市在住の人気ガーデナー・水谷昭美さん。定期誌『毎日が発見』の連載「暮らしの晴れ間」から、季節を感じ、日々の暮らしをゆったりと楽しむ水谷さんの暮らしをご紹介します。今回は、晩夏から初秋へ...季節が交わるこの時期を楽しむ水谷さんの暮らしについてお届けします。

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セミの抜け殻。ここから旅立ち、ミンミン鳴いて、夏を謳歌してくれたことでしょう。

晩夏と初秋。季節が交わる庭で

早起きして庭を歩くのが日課です。

今朝は、鶏頭(けいとう)の葉裏にセミの抜け殻を発見。

細い足でしがみ付く姿がいじらしいから、しばらくそのままにしておきましょう。

夏を惜しむように咲き残る朝顔にも声をかけ、来年のために種を収穫しました。

そうかと思えば、秋の気配を感じてダリアが満開に!

裏山に自生する自然薯の葉も黄色く色付いて、たくさんのむかごを実らせています。

行く季節と来る季節...。

小さな庭のあちこちに起きる変化に気付けるって幸せなことです。

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朝顔は"茶々丸"という名のわが家の定番花。

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暑さのためか、ひっそり影を潜めていたダリアが元気を取り戻しました。

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さわやかな風が吹き渡る初秋の庭

【9月の定番おやつ】むかごの乾煎り
むかごは、自然薯の葉裏に付いている実を収穫した、この秋の初物。水洗いしてから、熱したフライパンで水分を飛ばしながら乾煎りします。一粒つまんでみて、ほくほくとした芋のような食感になっていれば火を止め、塩をまぶしてできあがり。お茶のお供にもぴったりです。

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取材・文/飯田充代 撮影/斎藤大地

 

水谷昭美(みずたに・あきみ)さん

1951年、愛知県生まれ、静岡県熱海市在住。幼い頃からお小遣いを全て花代に使ったという生粋のガーデナー。著書に『小さな庭に四季をつくる』(主婦と生活社)ほかがある。

この記事は『毎日が発見』2020年9月号に掲載の情報です。

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