熱海市在住の人気ガーデナー・水谷昭美さん。定期誌『毎日が発見』の連載「暮らしの晴れ間」から、季節を感じ、日々の暮らしをゆったりと楽しむ水谷さんの暮らしをご紹介します。今回は、ガーデナーの水谷さんらしい模様替えや7月の定番おつまみを教えていただきました。
日中はクレマチスの鉢を窓下に置き、ガラス窓を開けて桟につるを誘引します。目玉クリップで留めた器は野鳥のえさ入れ。
クレマチスのカーテンで模様替え
わが家のリビングは元和室。
窓辺の格子は、障子の桟です。
床や壁は何年も前に洋風にリフォームしましたが、格子だけはずっと昔のまま。
植物のつるを這わせるのにちょうどいいんです。
夏は、白と紫色の八重のクレマチスを。
風が吹くと、手毬みたいに 丸い頭がぽんぽん揺れて和みます。
そんな景色を眺めたいから、天気のいい日は、布のカーテンを閉めないって決めてるの。
庭では一重のクレマチスも満開。
7月の定番おつまみ
「じゃがいもの煮っころがし揚げ」
材料は前日の夕ご飯のおかず、だし汁としょうゆ、みりんで味を付けたじゃがいもの煮っころがし。食べ切れなかった分をこうして翌日に料理し直し、もう一度味わいます。じゃがいもの表面に片栗粉をまぶし、サラダ油でからっと揚げればできあがり。笹の枝をつまようじ代わりにして夏らしく。
取材・文/飯田充代 撮影/斎藤大地