山椒、らっきょう、みょうが...人気ガーデナーが作る「初夏の恵みの常備菜」/水谷昭美さんの暮らしの晴れ間

熱海市在住の人気ガーデナー・水谷昭美さん。定期誌『毎日が発見』の連載「暮らしの晴れ間」から、季節を感じ、日々の暮らしをゆったりと楽しむ水谷さんの暮らしをご紹介します。今回は、初夏にぴったりの常備菜を7種類教えていただきました。

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何でもない日がいちばんいい日

ピンク色のみょうがが、地際からひょっこり顔を出して初夏がきたことを教えてくれました。

テレビのニュースに気持ちがざわざわとして季節の巡りを忘れかけることもあるけれど自然は、こうして静かに時を刻んでいるんだな。

そう思うとほっとして私も平らな心でいたいなあと思います。

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裏庭のみょうが畑。収穫しておそうざいを作ります。

いつものおそうざいを大皿に寄せてみる

初夏の恵みで常備菜を作りました。

素材は、みょうがや山椒、らっきょう、新しょうが...

爽やかな香りに気持ちがぱっと晴れやかになります。

今日は、小鉢ではなく大皿に。

それだけで、思いがけないご馳走になりました。

6月の常備菜

山椒の実の塩漬け

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山椒の実に塩をまぶし、 味をしみ込ませる。

新しょうがの梅酢漬け

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新しょうがを薄切りか細切りにし、梅酢(赤しそで色を付けた梅干しの漬けつゆ)に漬ける。

ほんのり染まったピンク色もおいしさのうち。

塩らっきょう(下)と、酢らっきょう(上)

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塩らっきょう:端を切り落とし、 薄皮をむいたらっきょうに塩をまぶして味をしみ込ませる。輪切りにした鷹の爪も加える。途中で出てきた水分は捨てる。

酢らっきょう:浅漬けの塩らっきょうに酢と香り付けのしょうゆ、砂糖少々を加えてさらに漬ける。

みょうがの昆布じめ

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みょうがを好みのみそに漬ける。みそには昆布を入れうま味と風味を出す。

味がしみ込んだら、写真のように昆布ごとラップに包んでおくとよい。

しっとりと柔らかくなった昆布もおいしい。

みょうがの酢漬け

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酢に塩、少量の砂糖を溶かし、みょうがを漬ける。

焼きむすびの大葉巻き

2006_p04_06.jpgおむすびを握り熱したフライパンで 両面を焼く。

途中でみそを塗り、程よく焦げたら取り出して大葉を巻く。

2006_p05_01.jpg庭の草木でテーブルセッティング。黄色い花はビヨウヤナギ。皿に模様を描くように敷いたのはシダの葉。おしぼりをカエデの葉にのせ、グラスの水に山椒の葉を沈めています。

取材・文/飯田充代 撮影/斎藤大地

 

水谷昭美(みずたに・あきみ)さん

1951年、愛知県生まれ、静岡県熱海市在住。幼い頃からお小遣いを全て花代に使ったという生粋のガーデナー。著書に『小さな庭に四季をつくる』(主婦と生活社)ほかがある。

この記事は『毎日が発見』2020年6月号に掲載の情報です。

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