熱中症や夏バテ防止に!「なす」の健康効果とは

管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに、「蒸しなす」の健康効果について教えていただきました。

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なすは約94%が水分で、発汗などで不足しがちな水分を補い、熱のこもった体を中からクールダウンするのに最適な野菜です。

カリウムも豊富なので利尿作用が働き、夏に感じやすいむくみを抑制する効果も期待できます。

また、紫色のナスニンという皮に含まれる成分は、ファイトケミカルのアントシアニン。

アントシアニンには、紫外線やストレスによって作られる活性酸素の働きを抑える効果があり、がんや動脈硬化予防、アンチエイジング、眼精疲労の予防改善などの効果が期待できます。

また、黒系ファイトケミカルのクロロゲン酸も含まれていて、クロロゲン酸の抗酸化作用が、さらにアントシアニンの働きを助けると考えられています。

これからの時期、ますますおいしくなってくるなすは熱中症や夏バテ防止に大いに役立ってくれます。

蒸しなすを作ってストックしておくと、すぐに食卓へ一品プラスすることができて便利です。

夏の野菜不足解消のためにも常備してみてください。

なすの主な成分

ナスニン
なす特有の成分。抗酸化作用が強い。

クロロゲン酸
生活習慣病の予防効果が大きい。

カリウム
汗からも排出され不足すると脱水に。

【まとめ読み】特集「蒸しなすを常備して野菜不足を解消」記事リスト

取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)

 

<教えてくれた人>

管理栄養士 料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

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『村上祥子のシニア料理教室』

(村上祥子/女子栄養大学出版部)

1,300円+税

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この記事は『毎日が発見』2020年8月号に掲載の情報です。

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