<この体験記を書いた人>
ペンネーム:GoldenFish
性別:女
年齢:47
プロフィール:結婚して13年。何かあるごとに残念な旦那に尊敬の「そ」の字もありません。
うちの旦那(46歳)はいざというときに「本当にこの人って頼りにならないなぁ」とがっかりさせられる人です。
顕著にそれが表れるのが、お金に関すること。
付き合いにかかるお金は徹底的にケチり、自分のものだとパッと散財します。
これって、男女の違いということではありませんよね?
GW中、ずっと何かを検索していると思ったら、同じブランドのジーンズを4本も購入していました。
自分の欲しいものには本当にお金を惜しまないんです。
そのジーンズに関しては、フリマサイトで安いものを見つけて欲しくなってしまったようですが、それにしても同じようなジーンズを4本も買ってどうするんだと思うのです。
だったら育ち盛りの中学生の子供たちに洋服の1枚でも買ってあげればいいのに、「ママに買ってもらいな」と言って結局何もしてあげませんでした。
仕方なく、私から少しお小遣いをあげました。
うちは夫婦別財布で、主人からは家のローンと生活費ギリギリのお金を入れてもらっているだけで、あとの子供たちにかかる費用、光熱費は私が出しています。
子供たちが大きくなってきて、塾のお金などを計算すると、だんだん私の出している金額が大きくなってきています。
そんな事情があるため、このような態度をとられると、旦那に腹が立って仕方がありません。
しかも、です。
何か家の物を壊してしまったり、消耗品が壊れた時に、私や子供たちに、あろうことか「弁償しろ」と言ったりするのです。
旦那の気分が落ち着くと、自分で修理していたりするのですが、消耗品や自然に壊れたものなどを証拠もなしに「お前がやった」と言われると、私も子供たちも腹が立ちます。
でも、カーっとなっている旦那に言い返してもヒートアップするだけなので、黙って知らん顔をするようにしています。
最近、会社で中堅の立場になり、指導する立場になった旦那は、人として間違っていることは何かを語り、子供たちに説教したりします。
私は聞き流しているのですが、「一方的に決めつけず人の話を聞きなさい」とか、「他人への思いやり」について話しているのを聞くと、自分こそ改めた方がいいのに、とあきれてしまいます。
他にもがっかりするのが、旦那の実家のことです。
旦那は3人兄弟の末っ子で、義姉(52歳)は結婚して家を出ており、義実家には、認知症ぎみの義父(82歳)と義母(79歳)、そして精神的に不安定な義兄(47歳)が暮らしています。
義父がしっかりしていた結婚当初は、「お前たちの家の頭金は出してやる」と言ってくれたりしていましたが、今は借金こそないものの、決して裕福とはいえません。
職人だった義父は一生働けると思っていたらしいのですが、年をとってからは車の運転もおぼつかず、仕事ができなくなり、ふたを開けてみたらほとんど貯金がありません。
年金も国民年金の数万円しかもらえず、もう生活保護を受けないと生活出来ないくらい...という話を義姉から聞いています。
そんな状況ですから、旦那も義姉の相談に乗ってあげればいいのに、と思うのですが、すべてを義姉にまかせっきりです。
心配して「少し実家に顔を出したら?」とか、「お義姉さんと話せば?」とか言うと「じゃあ、お前やれば」とまったく関わる気はなし。
とにかく面倒なことはしたくないのです。
義姉も旦那をあてにしていないので、何かあると私に電話をかけてきます。
なんで姉弟同士でやり取りしないんだろうとモヤモヤします。
義姉からバシッと言えばいいのにと思うこともありますが、旦那の性格上、びしっと言ったところで逆切れして、もっとやらなくなる可能性があります。
その辺を理解している義姉が、旦那に直接連絡を取らないのもわかる気がします。
そういう姿を見るたびに、愛情が冷めていくのを感じます。
相手のことを思いやれるかどうかは、どこか尊敬出来るところがないと難しいものだと、近ごろ感じています。
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