これからの人生や身近な人間関係など、頭の悩ませるさまざまな「不安」。でも、実はその不安、「あなたのものではない」かもしれません。そんな「不安の仕組み」がわかる心理カウンセラー大嶋信頼さんの著書『マンガでわかる「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』(画・森下えみこ/すばる舎)から一部抜粋して、不安の正体と心がスッキリするテクニックをお届けします。
この不安は自分のものか、他人のものか
解消できない不安は「私のもの」ではない
本来、「不安」は私たちが行動的になるように助けてくれる感情です。
しかし、何かやろうと思っても、不安が邪魔をして集中できないような場合は「この不安は自分のものではない」ととらえるのがいいでしょう。
自分の不安だったら、行動することで解消できますが、他人の不安の場合は自力で解消できません。
不安を解消しようとしても、かえって頭の中で次から次へと不安が膨らんでしまいます。
「これは自分の不安ではなくて、相手の不安なんだ」と思えると、自力で解消しようとしてグルグル考える必要がなくなり、フットワークが軽くなり、新しい人間関係を築けるようになります。
気がついたら、嫌な人間関係とバッサリ縁を切れて、居心地のよい人間関係を築けるようになるから不思議です。
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