これからの人生や身近な人間関係など、頭の悩ませるさまざまな「不安」。でも、実はその不安、「あなたのものではない」かもしれません。そんな「不安の仕組み」がわかる心理カウンセラー大嶋信頼さんの著書『マンガでわかる「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』(画・森下えみこ/すばる舎)から一部抜粋して、不安の正体と心がスッキリするテクニックをお届けします。
将来のことが不安
不幸な状況が自動的に脳内で展開
会話中に相手が無表情だったり、反応が鈍かったりするとき、「もしかして、自分が何か変なこと言ってしまったかな?」と思うことはありませんか。
あとから振り返って、「気のせいかな」「もしかしたら嫌われているのかも?」と、頭の中でやりとりを再現すればするほど、悪い方向に気持ちが傾いていきます。
自分では「相手に嫌われていない」ことを証明したいのに、相手の気持ちを想像すしてしまうと、「あのとき失礼なことを言ってしまった」「最後の1枚のお肉を食べたので、いじきたないやつと思われたかも」と自分へのダメ出しが止まらなくなります。
不安は打ち消そうとすればするほど、ポンプを踏んで膨らむ風船のようにどんどん膨らんでしまうものなのです。
【Point】不安なことを想像すると、さらに不安が大きくなる
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