衣類を入れ替えるいまの季節は、クローゼットや引き出しを片づけるベストシーズン。着なかった冬服が一目瞭然なので処分しやすいんです。まずは不要な服を整理し、その後に並べ方、しまい方を工夫しましょう。整理収納コンサルタントの須藤さんに「引き出しの使い方」を教えてもらいました。
収納スペースに合わせて立て、季節ごとに前後で分けましょう
衣類を重ねて入れると、下に入っている服が見えないために探しにくくなります。
どんな引き出しでも、基本は立ててしまうのがコツ。
さらに前後を使用頻度で分け、手前にいま着る服、奥に頻度の低い服や季節外の服をしまうと使いやすくなります。
【ニット・Tシャツなど】
四角く畳んで立てると見やすく取り出しやすい
理想の引き出しは、開けたときに手持ちの服が全て見渡せる状態。
引き出しの幅と高さに合わせるように四角く畳むと、取り出すときもスムーズ。
【パンツ】
不織布ケースに入れれば衣替えは前後を入れ替えるだけ!
100円ショップで手に入る不織布のケースを併用すると、衣替え時の入れ替えがラク。
「自立しにくい衣類や小物類、下着などの整理にも役立ちます」
コンパクトにしまいたいときは100円グッズを活用しても
かさばってしまいにくい、量が多いなどの悩みは、便利グッズを使うと解決します。
仕切りケース
引き出しの中でごちゃごちゃになりやすい、冬小物。
仕切りケースを使えば、タ イツ、レギンス、厚手の靴下や下着類などがすっきりしまえます。
メッシュケース
畳むと厚みが出るセーター、トレーナーなどをコンパクトに収納。
通気性も良好。
ジョイントフック
クローゼットの省スペース化に役立つハンガー用連結フック。
ブラウスなど薄手の服の収納におすすめ。
ベンリーベルト
ワンタッチで留められるゴム製ベルト。
ダウンコート、ひざ掛けなどを、丸めてコンパクトに収納できます。
取材・文/佐藤由香 撮影/木下大造 イラスト/石山綾子