100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方

衣類を入れ替えるいまの季節は、クローゼットや引き出しを片づけるベストシーズン。着なかった冬服が一目瞭然なので処分しやすいんです。まずは不要な服を整理し、その後に並べ方、しまい方を工夫しましょう。整理収納コンサルタントの須藤さんに「引き出しの使い方」を教えてもらいました。

収納スペースに合わせて立て、季節ごとに前後で分けましょう

衣類を重ねて入れると、下に入っている服が見えないために探しにくくなります。

どんな引き出しでも、基本は立ててしまうのがコツ。

さらに前後を使用頻度で分け、手前にいま着る服、奥に頻度の低い服や季節外の服をしまうと使いやすくなります。

【ニット・Tシャツなど】

四角く畳んで立てると見やすく取り出しやすい

100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方 2004p056_01.jpg

理想の引き出しは、開けたときに手持ちの服が全て見渡せる状態。

引き出しの幅と高さに合わせるように四角く畳むと、取り出すときもスムーズ。

【パンツ】

不織布ケースに入れれば衣替えは前後を入れ替えるだけ!

100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方 2004p056_02.jpg

100円ショップで手に入る不織布のケースを併用すると、衣替え時の入れ替えがラク。

「自立しにくい衣類や小物類、下着などの整理にも役立ちます」

100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方 2004p056_03.jpg

 

コンパクトにしまいたいときは100円グッズを活用しても

かさばってしまいにくい、量が多いなどの悩みは、便利グッズを使うと解決します。

100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方 2004p056_04.jpg100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方 2004p056_05.jpg

仕切りケース
引き出しの中でごちゃごちゃになりやすい、冬小物。

仕切りケースを使えば、タ イツ、レギンス、厚手の靴下や下着類などがすっきりしまえます。

100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方 2004p056_06.jpg

メッシュケース
畳むと厚みが出るセーター、トレーナーなどをコンパクトに収納。

通気性も良好。

100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方 2004p056_07.jpg

100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方 2004p056_08.jpg

ジョイントフック
クローゼットの省スペース化に役立つハンガー用連結フック。

ブラウスなど薄手の服の収納におすすめ。

100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方 2004p056_09.jpg

100均も上手に活用!プロが教える「見渡せる引き出し」の作り方 2004p056_10.jpg

ベンリーベルト
ワンタッチで留められるゴム製ベルト。

ダウンコート、ひざ掛けなどを、丸めてコンパクトに収納できます。

取材・文/佐藤由香 撮影/木下大造 イラスト/石山綾子

「からばる冬服もスッキリ!衣類の収納、これが正解!」の記事はこちら!

 

須藤昌子(すどう・まさこ)さん

整理収納コンサルタン ト。整理収納のブログが話題となり、2017年Ameba公式トップブロガーに。 セミナーやコラム執筆など多方面で活躍中。著書に『リバウンドしない収納はど っち?』(KADOKAWA)など。

cover.jpg

『リバウンドしない収納はどっち?』

(須藤昌子/KADOKAWA)

大人気ブロガー初の書籍!片付かないのは収納方法が間違っているのではなく、収納が生活に合っていないから。クローゼット、冷蔵庫、シンク下から洗面所まで……。整理収納コンサルタントが、生活に合った収納方法を「どっち?」形式でご紹介します。リバウンドしない、あなたに合った収納方法がきっと見つかります。

この記事は『毎日が発見』2020年4月号に掲載の情報です。

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP