70歳女性が実践!初めて「オキシ漬け」するならこの6か所!!

キッチンの油汚れ、風呂場のぬめり、衣類の汚れや加齢臭...。ご家庭内の落としきれない汚れに悩んでいる方も多いのでは。そこでオススメしたいのが、酸素系漂白剤である「オキシクリーン」を使った「オキシ漬け」です。

今回は初めてでも行いやすく、しっかり汚れが落ちて満足度も高い、6カ所を厳選しました。毎日ではなく、重点的に掃除をするタイミングで取り入れるのがおすすめです。

<ご協力いただいた人>
末次博子さん(70歳)

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「掃除しなきゃと思うのですが、大変だし、なかなか時間が取れなくて...」と末次さん。まずは浴室でオキシ漬けに挑戦してもらったところ、お風呂のフタの黒津みがスッキリ取れ、浴室が明るくなりました。

※使用量の基準は日本流通版オキシクリーンを目安にしています。
※本特集で紹介している方法は個人の使い方であり、メーカー推奨の方法とは異なることがあります。ご使用の際は商品パッケージをよく読み、ご自身の責任のもとお使いください。


①浴室の皮脂汚れ、水あかを解消!

浴槽にお湯を張りオキシ溶液を作る

湯温は40~60℃に設定します。残り湯を追いだきしてもOKです。オキシクリーンを入れて軽く混ぜると溶けやすいですが、全部溶けきっていなくても大丈夫。シュワシュワと泡がでてきたら、準備完了です

使用量の目安

40~60℃のお湯80ℓに対し付属のスプーン20杯
お湯4ℓに対し約28gが目安

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汚れが気になるものを入れてつけおきする(2時間以上つけおき)

お風呂のいすや洗面器、石鹸ケース、排水口のパーツ。浴槽のフタも入れてしまいましょう。浴室で行うからといって、浴室アイテムにこだわる必要なし。キッチングッズも入れてOK。とはいえ電化製品はNGです。

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オキシ溶液から取り出し水洗いする

シャワーなどを使いオキシ溶液を洗い流します。すすぎが十分でないと、白い粉が残ることがあるので注意しましょう。

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汚れが取れていないときは...

手でぬぐうように軽くこすってみてください。すると汚れがするん! 同じ「こする」でもオキシ漬けした方が断然ラクです。

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浴室の床もオキシ漬けできる!
排水口をレジ袋で覆い水の流れをせき止める(2時間以上つけおき)

レジ袋は水漏れしないように二重にした方がベター。床の溝に入り込んだ黒ずみや水あかは、目立つし、こすっても落ちにくいし、と気になる汚れです。ここもオキシ漬けにおまかせ!

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オキシクリーンを投入しオキシ漬けする

水の流れをせき止めると、高さ1cmくらいのお湯を張ることができるので、そこにオキシクリーン(20ℓに対し付属のスプーン7杯)を投入します。軽く混ぜて、オキシ溶液がまんべんなく行き渡るようにしましょう。つけおき後、ブラシなどで軽くこすります。

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②洗濯槽の黒汚れをスッキリ

洗濯槽の中にオキシ溶液を作る(ひと晩つけおき)

オキシクリーンを洗濯槽へ入れ、水位いっぱいまでお湯をためます。「洗いコース」で5分ほど洗濯機を回し、浮いてきた汚れを取ってからひと晩オキシ漬けします。

使用量の目安

40~60℃のお湯20ℓに対し付属のスプーン5~7杯

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再度「洗いコース」で5分ほど洗濯機を回します。これを数回繰り返し、汚れがほぼなくなったら終了。

③排水口のぬめりを取る

取り外しできるパーツをぜんぶオキシ漬け!(1時間以上つけおき)

排水口のパーツ、洗面台の水をためる栓など、こまごまとした水回りのパーツをオキシ漬けします。

使用量の目安

40~60℃のお湯10ℓに対し付属のスプーン5杯

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④キッチンの皮脂・油汚れ、水あかをオフ!

キッチンではオキシ溶液を使い回す

通常通りにオキシ溶液を作りますが、キッチンの場合、使い回しを意識。食器→シンク周りの道具→五徳や魚焼きグリル→換気扇のファン...と汚れの軽いものから順につけると、6時間以内であれば繰り返し使えます。

使用量の目安

40~60℃のお湯20ℓに対し付属のスプーン5杯

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入れるだけだから簡単ですね~

キッチン周りのアイテムをポイポイ入れてしまう(2時間以上つけおき)

三角コーナーやスポンジラックのほか、冷蔵庫の仕分けケースなども一緒に。ポイントは皮脂汚れ。麦茶用容器など、キッチン周りのグッズは使う頻度も高く、意外に皮脂で汚れています。

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<つけおきしている間にこんなことも>

シンクを磨く

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オキシ溶液を使ってシンクのふちをスポンジで磨きます。オキシ溶液につかっている部分は放っておけばキレイになります。

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キッチンペーパーにオキシ溶液をしみ込ませ、蛇口周りをパック。オキシ溶液が蒸発しないようにラップで覆うと効果的です。

油汚れは2回目以降に

70歳女性が実践!初めて「オキシ漬け」するならこの6か所!! 1911p104_06.jpgグリルなどの油汚れは最後。ただし、しばらく手をつけていない油汚れや換気扇のフィルターは、それ専用に濃いオキシ溶液を作り、つけおきしましょう。

シンクに水をためる際にはビニール袋を活用しましょう

排水口のゴミ受けをビニール袋やレジ袋で包んで元に戻せば、水の流れをせき止めることができます。その他、少量をオキシ漬けするときにも大活躍! 洗剤をムダに使わずに済む、お財布に優しい使い方です。

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⑤衣類の黄ばみ、ニオイを落とす

洗面台にオキシ溶液を作る

皮脂汚れや汗ジミやニオイ。これらはオキシ漬けのもっとも得意なジャンルかもしれません。漂白効果に加え、汚れを浮き上がらせて落とすため、生地が傷みにくいメリットもあります。

使用量の目安

40~60℃のお湯4ℓに対し、付属のスプーン1杯

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汚れが気になる衣類を入れる(20分以上つけおき)

色、柄物も一緒に入れてOKです。黄ばみは皮脂汚れがたまって酸化した状態。押し洗いするようなイメージで、オキシ溶液を衣類によくしみ込ませてください。

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⑥エアコンフィルターの汚れ

フィルターを外し、ホコリを落とす

フィルターを外し、ホコリをほうきで落とします。ほうきがなければ掃除機を使ってもOK。

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オキシ溶液にフィルターを入れる(20分以上つけおき)

洗面台のオキシ溶液にフィルターをつけおき。湿気を含みこびりついて落ちにくくなったホコリも、オキシ漬けならスッキリ。終わったら水分を拭き取りエアコンに装着しましょう。

使用量の目安

40~60℃のお湯4ℓに対し、付属のスプーン1杯>

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なんでもポイポイ入れられる。ダイナミックで楽しい!

オキシ漬けした洗面器を軽くぬぐうだけで汚れがするん、と落ち、その手軽さに驚きました。ゴシゴシこする掃除は負担になっていましたが、これなら余計な力もいらないし、ラクチンですね。(末次さん)

つけておくだけで、真っ白!キレイ!『オキシ漬け』の始め方特集記事はこちら

 

この記事は『毎日が発見』2019年11月号に掲載の情報です。

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