豆乳とヨーグルトといえば、体によい食品の代表格。この2つで作る豆乳ヨーグルトは、筋力アップや心臓病予防にも役立つ優秀な食品でもあります。また、豆乳のたんぱく質は消化、吸収に時間がかかるので「満腹感」が得やすく、ダイエットしている人にもおすすめ。そこで、料理研究家で管理栄養士の村上祥子さんに、豆乳ヨーグルトとの相性がバッチリな素材を教えてもらいました。
フルーツをちょい足し!
1人分101kcal/塩分0g
フレッシュフルーツの特徴はビタミンCを多く含むこと。豆乳ヨーグルトのたんぱく質の消化と吸収を助けます。
[1人分]
豆乳ヨーグルト100g+フルーツ(キウイ、バナナ、ブルーベリーなど好みで)100g
グラノーラをちょい足し!
1人分200kcal/塩分0.8g
豆乳ヨーグルトにグラノーラをプラスして食物繊維を補給。腸内細菌を活発にし、免疫力をアップします。
[1人分]
豆乳ヨーグルト100g+グラノーラ1/2カップ
はちみつをちょい足し!
1人分116 kcal/塩分0g
はちみつの固形成分の半分を占める果糖(フルクトース)は、肝臓にあるフルクトキナーゼという酵素でエネルギーに変わります。豆乳ヨーグルトの消化吸収に力を発揮。
[1人分]
豆乳ヨーグルト100g+はちみつ大さじ1
ごまをちょい足し!
1人分102kcal/塩分0g
ごまはリグナン類が豊富で、代表的な成分であるセサミンは抗酸化作用が強く、豆乳ヨーグルトをさらに補助してアンチエイジングに働きます。
[1人分]
豆乳ヨーグルト100g+ごま大さじ1
【おさらい】豆乳ヨーグルトの作り方
全量279kcal/塩分0.1g
材料(できあがり585g)
市販のヨーグルト...60g
豆乳...500ml
作り方
1 耐熱の保存容器に豆乳を注ぐ。
2 ふたはしないで、電子レンジ600Wで3分加熱する。これで40℃前後になり、乳酸菌が繁殖しやすい温度帯になる。
3 2に市販のヨーグルトを加えて混ぜたらふたをして、室温に夏は1時間、冬は2時間を目安におく。ヨーグルト状に固まればできあがり。
冷蔵で1週間
冷凍で1カ月保存可能
※できあがりまでの時間は季節によって多少変動します
※できたヨーグルトは次の種菌として使うことができますが、回を重ねるたびにヨーグルト化する時間が長引くので、1回を限度としてください
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