<この体験記を書いた人>
ペンネーム:あんず
性別:女
年齢:44
プロフィール:結婚して10年、主人は単身赴任中で、息子との二人暮らしもいよいよ2年目突入。
義母はかなりのマイペース。
結婚したときから薄々気づいてはいたのですが、まず食事の準備に取りかかるのが遅く、お喋りする口は動くのですが作業は前に進みません。
だいたい昼食は15時になり、夕食は21時が当たり前。
洗濯が始まるのは14時くらいで、世の中の多くの人が洗濯を取り込む時間に洗い終わるという具合です。
義母は家事がとにかく苦手なようで、よく2人の子どもを育てたものだな、と思います。
主人に聞いたところ義父が相当サポートしたらしく、主人も「お弁当は父親が作るもの」と思っていたらしいので、ある意味納得できました。
そんな義母の家に行くと生活リズムがかなり狂ってしまうので、苦行でしかありません。
たまに行くときくらい小さな子どもに合わせてくれたら...と毎回思うのですが、主人いわく、あれでも相当早く、焦って頑張って動いているそうなのです。ただそう毎回言われても、他人である私には全く伝わってきません。
もちろん、見ていられないので私も手伝います。
そして結局気づけば全部私がやってしまうことが多くなります。
自分がやる分には構わないのですが、 それならせめて座っていてほしいので、ひたすら「義母さん座っていてくださいね」というのですが、狭い台所でどうでもいい話をしながらウロウロまとわりついてくる義母。
一応聞き流しながら付き合いますが、帰る頃にはストレスばかりがたまるだけです。
義母は、久しぶりに息子家族が帰省してももてなすことはできないようなので、期待はせず、粛々とやるべきことをして帰るようにしています。
また、義母はお盆やお正月、親戚宅にいく、家族が集まるというイベント前になると決まって調子を崩します。
何がプレッシャーなのかはよく分からないのですが、とにかく調子を崩します。そして当日はテンション高く、他人にまつわる自慢話をひたすら披露。
例えば、自分の兄弟の息子の奥さんの親は外務省職員とか、従兄弟のだれそれが中学受験でどこどこ受けるとか、見たことも会ったこともない人達が毎度登場します。
話の随所に見栄を張るエピソードが多くみられるのですが、そのほとんどの内容は薄っぺらい上によそのお宅の話です。
私の仕事内容についても根掘り葉掘り聞いてこられるのですが、極力多くを語らないようにしています。
どこで何を言われるかわかりませんから。
そして見栄を張ることでエネルギーを使いすぎたのか、集まりの後義母は2週間程寝込んでしまうのです。
あるとき、主人の実家でいつものように働いていたら、主人から「あまりオカンにプレッシャー与えんといて」と言われました。
何故私が注意されるのか理解できませんでした。
子どもがお腹を空かしているのに、何故義母に気を遣わないといけないのか? 頭にきましたがケンカしたところで余計にストレスがたまるだけ。
我慢して「わかりました」と一言返し、それを言われてからは、主人の実家には極力寄り付かないようにしています。行くのは息子も成長したので基本主人と息子だけ。
べつに義母と仲良くなりたいとも思っていないし、ストレスになることにあえて近づく必要もないと思っています。
ただ主人に言われたことは少し傷つきました。
所詮は義母も夫も他人と割り切ることにしています。
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