思い出の手紙や写真、書類を「増やさない」3つのコツ

「どの書類を残して、何を捨てたらいいのか分からない」「必要なときに、書類を探さずに取り出したい」「整理してもすぐたまって散乱してしまう」。書類の整理、みなさんどうしていますか?家の中にあふれているっていう人も多いのではないでしょうか?そこで、片づけアドバイザーの石阪京子さんに「使いたいときにすぐ取り出せる、書類整理のコツ」をお聞きしました。

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■コツ1

思いがこもった書類は「思い出ボックス」へ

孫からの手紙、旅行の写真などは、なかなか処分しにくく、残すにしてもキリがないもの。そこで、見るだけで心が和むようなクッキー缶サイズのきれいな箱を用意し、「思い出ボックス」を作ります。ポイントは「箱に入る分だけ残す」と決めること。書類がいま以上増えることなく大切なものだけ残ります。

■コツ2
確定申告が必要な場合に起こしておくべき書類は?

自営業の方など、確定申告が必要な場合は、帳簿や領収書などを捨てないようにしてください。7年間分が税務調査の対象になります。保存しておくのがおすすめなものは、公共料金(ガス代、電気代、電話代)の領収書、レシート、領収書、給与明細、通帳、クレジットカードの利用明細書です。

■コツ3
書類を捨てるときには個人情報の取り扱いに注意

住所や名前など、個人を特定される情報はシュレッダーにかける、なければペンで塗りつぶす、はさみで裁断するなど、見えないようにして捨てましょう。とはいえ、DMが届いた時点で個人情報が漏れている可能性も。アンケートや無料プレゼントなどで気軽に個人情報を登録しないようにするのがおすすめです。思い出の手紙や写真、書類を「増やさない」3つのコツ p40_2.jpg

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取材・文/峰岸美帆 イラスト/わかばやしたえこ

 

石阪京子(いしざか・きょうこ)さん

片づけアドバイザー。宅地建物取引士。独自の片づけ指導は「一度片づけをしたらリバウンドしない」と話題に。著書に『たった1つの場所を片づければ一生散らからない』(KADOKAWA)など。

この記事は『毎日が発見』2019年7月号に掲載の情報です。

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