何を捨てて何を残す?「がんばらなくてOK」な書類整理4つのコツ

「どの書類を残して、何を捨てたらいいのか分からない」「必要なときに、書類を探さずに取り出したい」「整理してもすぐたまって散乱してしまう」。書類の整理、みなさんどうしていますか?家の中にあふれているっていう人も多いのではないでしょうか?そこで、片づけアドバイザーの石阪京子さんに「使いたいときにすぐ取り出せる、書類整理のコツ」をお聞きしました。

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書類の整理は財産を管理すること

定期誌「毎日が発見」の読者モニターの方に書類の整理に関するアンケートを行ったところ、さまざまな悩みが寄せられました。最も多かったのが、「何を残して、何を捨てたらいいのか分からない」。そのため、家の中に書類があふれているケースが見受けられました。

「"書類の迷子"は実はお金を失うことに直結します」とは片づけアドバイザーの石阪京子さん。

とある家では大量の書類の中から満期を迎えた保険証券が出現し、気づかなければ数千万円を受け取れないところだったとか。

ラクに取り出し、損をしない書類整理のコツをご紹介します。

 

がんばらなくてもうまくいく!書類整理の4つのポイント

■ポイント(1)
整理しやすくするために書類の絶対量を減らす
書類の量が少なほど整理しやすく、使いやすくなるので、今回は「捨てる」ことを推奨しています。保管しておくことがストレスになっていなければ問題ありませんが、そうでなければ、今回を機に処分する勇気を持ちましょう。書類の整理は、実は洋服や食器などより簡単。感情が入り込まず、「使う目的」だけで判断できるやりやすさがあります。

■ポイント(2)
重要度の高い書類から種類と場所を確認する
「家には大量の書類があふれていて、どこから手を付けたらいいか分からない...」。そんなときは重要度の高いものからスタートしましょう。重要な書類とは、年金手帳や保険証券など、日々の暮らしに関わり、生涯にわたって必要になるもののことです。以下が重要な書類です。保存場所も含め、持っている書類を確認しましょう。

<確認してください!【重要な書類】リスト>
□ 各種保険証券
□ 控除証明書
□ 住宅借入金等の特別控除申告書
□ 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書
□ 介護保険に関わる書類健康保険書
□ 診察券(通院しなくなった医療機関のものは除く)
□ 印鑑登録証明書
□ 年金手帳
□ パスポート
□ ローン明細書(住宅ローンなど)

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■ポイント(3)

極端なことを言えば「お金」を意識するだけでいい
書類を捨てるか残すか迷ったときは「、お金に関係しているかどうか」に注目します。例えば、家電製品の有効期限が残っている保証書は、故障した際にそれがあることで返金されたり、修理費が無料になったりするので、お金につながる書類になります。処分に迷ったときは「お金」に関わるかどうかを意識しましょう。

■ポイント(4)
日々更新される情報は「保存しない」と割り切る
旅行や家電製品のパンフレットなどは頻繁に情報が更新されるので、1年以上前のものは実質、価値がありません。情報は必要なときに入手するのがいちばん新鮮なのです。また、DMなど、明らかに捨てていい書類もあります。内容を確認せずに処分してもOKな書類を以下に挙げます。

<内容を確認せずに捨ててOK>
□ 1年以上前の旅行、家電製品のパンフレット(情報が頻繁に更新されるもの)
□ 各種DM
□ 使用しないデリバリーのチラシ

 
取材・文/峰岸美帆 イラスト/わかばやしたえこ

 

石阪京子(いしざか・きょうこ)さん

片づけアドバイザー。宅地建物取引士。独自の片づけ指導は「一度片づけをしたらリバウンドしない」と話題に。著書に『たった1つの場所を片づければ一生散らからない』(KADOKAWA)など。

この記事は『毎日が発見』2019年7月号に掲載の情報です。

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