多くの家庭で行われている"節約術"。テレビや雑誌などでも、芸能人やカリスマ主婦たちの節約術がよくピックアップされていますよね。どれも目からウロコな節約術ですが、中には度肝を抜くドケチ術を披露する人も。今回は、芸能人と一般人のドケチ術をご紹介していきましょう。
月の食費を50,000円カット!?
以前放送された「有吉ゼミ」(日本テレビ系)では、ドケチ芸能人のマル秘節約術を大特集。お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太さんと妻・未来子さんが登場し、月の食費を浮かせるドケチ技を教えてくれました。
実は以前まで月80,000円の食費がかかっていた梶原家。しかし「ふるさと納税」の活用術によって、月の食費が80,000万円から30,000円まで減少したそうです。
そもそも「ふるさと納税」とは、自治体に寄附することで返礼品が貰えるシステム。寄附した金額のうち2,000円を超えた分は、翌年の住民税から全額控除されます。そのため負担額は、実質年間2,000円だけ。ただし控除される金額には、収入によって決まる上限があるので注意してくださいね。
未来子さんはお得な返礼品を逐一リサーチし、特に"量が多い返礼品"を狙い撃ち。例えば北海道士別市の返礼品「野菜詰め合わせ」では、寄付金10,000円でジャガイモなどの新鮮な野菜が10kg届きます。他にもお米15kgや豚肉4kgなど様々な返礼品が。寄附したお金は後に控除されるので、梶原家のカレーは1食約28円で済むとのこと。
ふるさと納税を活用したドケチ術に、ネット上は「ふるさと納税が控除されること自体知らなかった...」「地域に寄附しながら返礼品で節約。悪くないかも」「この機会に私もふるさと納税してみようかな」といった反響が上がりました。
超節約大家族の家では冷蔵庫を使わない!?
驚きのドケチ術は、一般人も負けてはいません。以前放送された「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)には、1戸建ての30年ローンを7年で完済した超節約家族が登場。徹底された節約術に、オードリーの若林正恭さんも驚きの声を上げていました。
超節約家族は、夫婦と子ども4人を合わせた計6人家族。6人家族の平均的な月の電気代はおよそ22,210円のところ、超節約家族の場合たった4,577円です。
どのような節約術を行うのかというと、たとえば電気代のかかるエアコンは一切使いません。冬は電源の入っていないこたつに湯たんぽを入れて寒さを凌ぎ、夏は扇風機の風だけで暑さを乗り越えます。しかも扇風機の前には、びしょ濡れのお父さんが座って家族に冷たい風を送るそう。
他にも待機電力がかからないよう、インターホンの代わりに"呼び鈴"を設置。就寝時間はブレーカーを全て落とすので、夜9時~朝4時半まで完全消灯します。さらに超節約家族の家では、冷蔵庫の電源もオフ。使う分の食材しか買わないので、食費と電気代の節約に繋がります。
努力ひとつで生活費を削減できるドケチ術。気になる方は、芸能人や節約家族のマル秘テクニックを参考にしてみてはいかが?
文/藤江由美