生活費を1円でも浮かせるために実践する"節約"。達成感を得たり浮いたお金が目に見えると、節約自体が楽しくなってくることもありますよね。今回は、節約を"趣味"として楽しんでいる人の意見を見ていきましょう。
節約は楽しみのひとつ!?
以前Twitter上で、"節約"に関するエピソードが話題になりました。投稿者の妻は節約好きで、少しでも安い商品を買うためにスーパーで並んでいたそう。この行為を非合理だと感じた投稿者は、「炎天下のもと30分並んで数十円安い卵を買っても、時間損失を考えると何の得にもなってないよ。あなたの時給はいくら?」と妻を説得したそうです。すると妻は「これは私の趣味だから口を出さないで!」とキッパリ反論。うなだれた投稿者は「非合理な節約をする人の説得は難しい...」と心のうちを吐露していました。
「あるある!」と思わず言いたくなるエピソードに、ネット上では反響が続出。「うちの嫁もこうだからわかる! いくら非合理でも趣味だから邪魔できない」「母親がそうだったなぁ、実際損はしてないし好きにやってた」「合理性を求めてるんじゃなくて節約が楽しいんだろうね」など共感の声が上がっています。
節約好きの人からは、「数十円節約できた達成感が欲しいの!」「安く買って浮いた分のお金はコツコツ貯金していて、それが趣味」「合理的とか非合理的とかいう話じゃない。迷惑かけてないんだから勝手にやらせてくれ!」との声が。趣味として節約自体を楽しんでいる人が多いようです。
強者の節約術は!?
「電気をこまめに消す」「お風呂の残り湯を洗濯に使う」といった節約はイメージしやすいですが、ネット上では他にもさまざまな節約術が紹介されています。
中でも多く見られたのは、使えるものを再利用するアイデア。「コーヒーのフィルターは洗って2度使う」「ラップや割り箸も洗って再利用」「着なくなった衣類は雑巾や布きんとしてリサイクル」といった声が見られました。
徹底して節約している人からは、「家のトイレはほぼ使わず、職場や家の横にあるコンビニで済ませてる」「外出時には必ずペットボトルを持ち歩いて公園の水道などでためて持ち帰る」「詰め替え用のシャンプーや洗剤は水で半分溶かす」など驚きの節約術が。「かなりお金が浮くから騙されたと思ってやってみて」との声も上がっているので、気になる人は試してみてもいいかもしれません。
コツコツ切り詰めたお金が目に見えて貯まっていくのも節約の楽しいところ。出費の差がわかりやすくなるように家計簿をつけるのもおすすめですよ。
文/藤江由美