欠点や短所を指摘する"ダメ出し"。他人への指摘はなかなか勇気がいる行為で、長年連れ添った夫でさえ例外ではありません。最近では、「夫へのダメ出しはどこまでできる?」という話題が注目を集めました。
夫の身なりに悶々とする妻のお悩み
「どこまで夫にダメ出しして良いのかわからない」と語る女性は、旦那さんの身なりにお悩み中。彼女の旦那さんは服装がダサい上に、持ち物はどれも年季が入ったものばかり。持ち歩く鞄などもボロボロで、正直みすぼらしい状態だといいます。
しかし注意しようにも、身なりや外見の指摘は何かとデリケートな部分。言葉を間違えれば旦那さんを傷つけるどころか、怒らせる要因にもなりかねません。「皆さんならどのように対処しますか?」という疑問に対し、世間から様々な意見が殺到しました。
例えば"ハッキリ指摘できる"という人からは、その理由について「男は言わないと気づかない。言っても治らないことが多いけど、うちは何でもハッキリ言います」「旦那から『外で恥かくよりいいから教えて』と言われてるから」「結婚10年目にもなると、その辺の遠慮がなくなる」という意見が上がっています。
一方指摘とまではいかなくても"それとなく夫に伝える"人は多いようで、「一緒に服屋に行った時に『これ似合うよ!』と何気なく勧めてる」「『ダサい』『ひどい』などの傷つく言葉は使わず、『今日はこっちの方が合うんじゃない?』って感じにアドバイスする」といったコメントが。
その他にも「寝ぐせはダメ出しするかな。でも体型は指摘できない」「音を立てて物を食べるのは言っていいのか悩む...」「『鼻毛出てる』『迎え舌やめて』『禿げてる』は言えるかな」「逆ギレされても面倒くさいから何も言わない」など、ダメ出しできる範囲は人によってそれぞれのようです。
「旦那マネジメント」する妻は7割超え!
夫の身なりについて、何かしら指摘やアドバイスを送る人は多い様子。実は夫の見た目をより良くするために、妻自らがアドバイスやサポートを行うことを「旦那マネジメント」と呼びます。
2017年11月に発表された「『夫の見た目』に関する調査」(「アンファー」調べ)では、既婚女性500名を対象にアンケートを実施。「『旦那マネジメント』をすることはありますか?」と尋ねてみたところ、全体の72%が「している」と回答しました。
さらに旦那マネジメントの内容については、髪・ファッション・食生活の3つが主なよう。例えば"髪"にまつわる旦那マネジメントには、「髪型のアドバイスをする」「寝ぐせを注意する」「夫用のシャンプーを買ってくる」などが。一方"ファッション"に関しては「夫に着こなしのアドバイスをする」「夫が買う服にアドバイスをする」との声が上がり、"食生活"では「カロリーを抑えた食事をつくる」「夜食を控えさせる」などが並んでいます。
ちなみに"旦那マネジメントをする理由"第1位には、「いつまでも素敵な夫でいてほしいから」がランクイン。夫の身なりに対するダメ出しは、妻からの愛情なのかもしれませんね。
あなたは夫の身なりに対して、ダメ出しやアドバイスを送れますか?
文/藤江由美
関連記事:「ダメ出しばかりだった夫が自ら掃除するように!お互いが幸せになった「おだてテク」」
https://www.angfa.jp/news/?p=1594