捨てるだけじゃダメ! やましたひでこさんに教わる、厳選してモノを生かす「断捨離と収納の法則」

1 out 1 inの法則

欲しいモノを買ってから、いらなくなったモノを捨てようと思う方が多いと思いますが、「1つ出したら1つ入れる」、それが不要なモノをまず捨てる断捨離の基本的な考えです。

何よりoutが先になります。

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「この棚板に対して靴が多過ぎ。私は棚板を間引いて使っている」とやましたさん。靴が履けるかの「モノ軸」ではなく、自分が履きたいのかの「自分軸」で選べば減らせる。

写真上の靴入れの持ち主は断捨離チーフトレーナーでもある古澤貴子さん。

普通の靴入れから見ればかなりガラガラの棚板でも、やましたさんは「多過ぎ」と次々と最小限に整理していきます。

入れ替えをしないとモノはたまる一方。

不要なモノを捨ててからモノを取り入れます。

そして、手放すことが先になれば、inのときもよく考えて行動を起こすようになるはず。

始末を先に行うことで、その後の獲得も洗練されていきます。

まず3分類して同じような靴は処分。

履かない靴を取り出し、いま履きたいと思う靴だけを靴入れに入れるのです。

「私は1シーズン3足が基準です。まずout 、それからいまのあなたにとって本当に欲しいモノをinするようにしましょう」

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数を減らして見た目ももっときれいな靴入れに。古澤さんは仕事上パンプスが必要なので、多めに残す。

取材・文/細川潤子 撮影/原田 崇

 

<教えてくれた人>

やましたひでこさん

クラターコンサルタント。一般財団法人 断捨離(R)代表。ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の片付けに落とし込み、提唱する。著書多数で日本だけでなく台湾、中国でもベストセラーを記録する。

この記事は『毎日が発見』2022年12月号に掲載の情報です。

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